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日本SRGM連盟は性的指向と恋愛指向の混同に反対します

 1月4日付で日本SRGM連盟は「性的指向と恋愛指向の混同は人権侵害である」という声明を発表しました。

 SRGMとは「性・恋愛・ジェンダー少数者(マイノリティ)」の略称で、いわゆるLGBTを始め、Ace(アセクシャル)スペクトラムやAro(アロマンティック)スペクトラムを始めとするAスペクトラム、Xジェンダー、DSDsと言った人達を含む、いわゆる「広義のセクマイ」の総称です。

 法務省の公式サイトを見ると、恋愛指向と性的指向とが混同されていました。これは法務省だけでなく、我が国では世間一般で見られる現象です。

 しかし、このことは深刻な人権侵害に繋がります。

 恋愛と性愛とが一致しないことは、デートレイプ等の事案でも明白です。また、ロマンティック・アセクシャルの人間が性行為に応じないと「愛情が無い」「我儘だ」と言ったセクハラを受けることにもなりかねません。

 日本SRGM連盟はこの問題について既に立憲民主党ジェンダー平等推進本部にも要望書を提出しています。

 今回の声明の内容は要望書の内容と被るものではありますが、法務省の公式サイトにも恋愛と性愛の混同が見られることを重視し、会員間で議論を重ねた上で、不特定多数の皆様への声明という形で発表させていただきました。皆様にもご一読いただけますと幸いです。

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