ブラチスラバ②[2024.2.24]
大聖堂を出て、灰色の石畳の坂を上った。坂道はブラチスラバ城へ向かう観光客であふれている。アーチをくぐって城の中に入る。弧を描くように道が続いている。右手の看板によれば、ブラチスラバ城に人が住み始めたのは紀元前のことらしい。1526年に城はハンガリー王の住居となる(1526年といえばモハーチの戦いだ。ハンガリー王兼チェコ王ラヨシュ2世がオスマン帝国に敗れたため、ハンガリーとチェコはオーストリア・ハプスブルク家の支配下に入ることになる、ということは今回の旅行記で何度か言及している