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人々はお金を稼ぐと幸せになれるのだろうか
今日まで、「年収800万を超えると、幸福度は上がらないからほどほどが良いんだよ」「お金稼いでも孤独になるだけだよ」という意見を耳にしたことは一度ぐらいあるのではないだろうか。
今回はこうしたことを最新の研究結果から考察していきたい。以下の記事は、こうした幸福とお金に関する最新の研究結果を紹介している記事である。
こうした研究結果がノーベル経済学賞を受賞した心理学者ダニエル・カーネマン氏を含む科学者のチームによって発表された。カーネマン氏は10年余り前、年収7万5000ドルを境に幸福度が頭打ちになるという説を発表していた。
その人がもともとある程度の幸福感を抱いていることが前提となるが、幸福度は年収と共に着実に高まり、年収が10万ドルを超えるとそれがむしろ加速することが、米国に在住する3万3391人を対象に実施された研究で明らかになった。
つまり、同じ人間が再び入念に調査した結果、なんと年収50万ドル(約6500万円)までは今のところお金は稼げば稼ぐほど幸福度がより上昇していったということが2023年の研究で明らかになった。これがどこまで続くのかは期待しておきたいところである。
住宅ローン、子供の教育費、老後資金の確保などを考えると、今後はこれまで以上に経済や投資に敏感にならざるをえないと心から感じる。しかし、本当に大切なものはお金では買えないため、お金は9割の不幸を避けられるものと考えたほうが良いと考える。
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