「漫画家たちが描いた怪談 ただよう妖気」

怪談集の第2巻。

海や川など、水をテーマにした作品群。

人間にとって、水は生きていく上で絶対に欠かせないものではあるが、大量の水があるところでは暮らすことはできないし、災害の原因ともなる。

やっぱり、そこには人間のあずかり知らぬ神聖な世界が広がっているのだ。主(ヌシ)や竜が隠れていたり、夢のような竜宮城があったりするのだ。

手塚先生、梅図先生、水木先生、山上先生の作品が面白かった。

でも、人間が水辺を開発、水の世界が狭まることを批判するような内容は、あまり好きくないなぁ。

そういえば、熊本に“不知火”が見える海岸があって、ガキの頃、鹿児島本線から見たような思い出があるのだが…。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。