「旧約聖書」

新約はマトモに読んだけど、旧約はまずはマンガの抜粋で。

旧約は、イスラエルの民の歴史と、主である神との間で交わされた約束のアレコレ、それによって救世主イエス・キリストが誕生するに至るまでを綴った、新約より長い膨大な物語。紀元前1400〜400年頃に書かれたらしい。

ユダヤ教・キリスト教の聖典で、イスラム教の啓典でもある、各種物語を創作した想像力は敬服するものがあっても、主である神ってのは、つくづく勝手だよなぁと思う。

ほとんどのストーリーは、映画でも知ってたが、男アダムの肋骨で女イブを作ったという差別的な誕生のストーリーから始まって、ヘビにそそのかされたイブが禁断の木の実を食べたことから罪が生まれる天地創造の物語なんて、禁断だったら、わざわざ、食べるなよ、なんて言わなきゃいいのに。禁断というから手を出したくなるんじゃんか。

結局、ノアの方舟、バベルの塔、モーセの出エジプト、十戒なども、主である神の言うことを聞かなかったばかりに下された罰が元で、ただただ唯一絶対の存在である主である神だけをひたすら崇めよ、とヒトラーも真っ青の独裁者ぶり。

逆らえば老若男女、躊躇なく殺すしね。

それで、自分が作った人が散々苦悩してるのに、都合の良い時しか現れないし。

と、横槍を入れても、しょうがないけど、人の罪深き本能と、それに対する主である神が諭して教えて、の、とにかく繰り返しの物語なんだな。

同じ神話でも、やっぱり列島の国産みの物語の方がエエなぁ。

脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。