【古典洋画】「アルプスの少女ハイジ」

1953年に、スイスで映画が作られてたのか。「アルプスの少女ハイジ(Heidi)」(ルイジ・コメンチーニ監督)。Amazonプライムにて。

「ハイジ」は、スイスの作家ヨハンナ・スピリが、1881年に発表した児童文学だけど、やっぱり子供の頃に見た高畑勲監督のアニメだよな。

概ね同じストーリーだが、ハイジが、慣れない都会での生活やロッテンマイヤー夫人の教条主義的な教育、ホームシック等で、ストレスから夢遊病となって、夜中に無意識のうちにベッドを出て幽霊の如く歩き回るのは可哀想だね。

子供にそんなストレスを強いるキリスト教的教育って一体なんなのさ。

もう一生歩けないと諦めていたクララが、ハイジのおかげで立ってヨチヨチ歩くようになるのは、俺も感動しちゃった。

ラスト、ハイジはお爺さんと再会して、お爺さんはハイジと一緒に教会に行くことが解決の如く描かれているのは、ちょっと気に入らないけど。

ペーターがちょっとバカに描かれているのも原作に忠実なのだろう。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。