「あの世の七不思議」

一昨年のFBより。

内容がけっこう身近になって来たので(笑)。

現役医師が、3000人以上の最期に立ち会った臨床経験から、人が死に至る時の様子や準備等を記したお手軽な本。確か前にも同様の本を読んだなぁ。

日本人の臨死体験って、細かなディテールは違っても、ほとんどお花畑と「三途の川」が出て来て、川の向こうで先に死んだ身内(特に母親)が「まだこっちに来ちゃダメ!」と叫んで眼が覚めるというパターン。「三途の川」ってのは、平安時代くらいから記述として出て来るらしいが、予め日本人の脳に遺伝子か何かでインプットされてるのかもしれないね。

死者の法要のしきたりも細かくあるが、これは医学的にも意味があることで、身内の死は精神的にも肉体的にも多大なストレスをもたらし、身体の免疫力も大きく低下する(特に男)。だから、遺族が細かい法要で徐々に死を受け入れて、遺族同士助け合い結束を固めて後世の繁栄を図るためのものだという。

思い出したけど、親父さん(まだ50代の頃)が最初に狭心症を患い心臓にパイプを通す大掛かりな手術をやった時、手術台に寝てる自分を上から見たという幽体離脱体験を聞いたことがあった。単なる夢か、実際に意識だけが身体を離れたのか、わからないけど、今、最も死に近いだろうから、ホントはいろいろ聞いてみたいんだけどね。

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。