【コミック】「あさきゆめみし」

本も読んだし、映画も観たし、次は漫画だ。

勧めてもらったTHE TALE OF GENJI「あさきゆめみし」、まずは第1巻。

全巻持ってた「はいからさんが通る」の著者だったのねぇ。

作画も中身も、“少女漫画”風だけど、原作のストーリーはちゃんと押さえてて、確かにわかりやすい。

心打たれた女性には、すぐに手を出そうとするプレイボーイの光君様ではあるが、母の桐壺の更衣の、周りの女人から恨まれる不幸から、望まれずに産まれた光君様の、同情を引くような孤独で可哀想な境遇、それに、女性を好きになっても、常に母の面影を追い求めるマザコンぶりが強調して描かれる。

さすがに、母に似てるからと、父の別の夫人である藤壺の宮にまで手を出そうとするのはあきれるけど。

籠って暮らすため、きっと美しいに違いないと手を出した末摘花が、かなりのブチャイクで、光君様も唖然として声が出なかったところはププッと吹いちゃったね。

ちゃんとHの場面もあるじゃん。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。