日課

5〜6時に起きて、ちょいと温めた水と、軽い降圧剤一粒と、スプーン一杯の重曹を飲んで、10分座禅を組んで、まずは本を読むのが日課。

飲んでて思ったけど、「白湯(さゆ)」って言葉の響き、とてもお上品だよねー。

上流階級の命短い薄幸の美しいお嬢様が、軽井沢のデカい洋館の別荘にて、靄漂う朝方、白いエプロンの召使いが、ナプキンと共にお盆に載せて部屋に持ってきた、薄っすらと白い陶器を口元に持っていき、ひっそりと唇濡らしてる感じ。部屋には、著名な洋画とピアノがあって、枕元に可愛いぬいぐるみを置いた洋風のベッドに腰掛けた、白いレースのネグリジェを纏った、ロングヘアーの乙女……。「お嬢様、お時間です。お薬をお飲みになってください」。うふふ。

硬いトンがった音としなりと柔らかな音の組み合わせって、そう感じるのかしらん。
俺みたいな片麻痺の汚い中年ジジイは、単に「お湯!」だけどさ。\(//∇//)\


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。