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本質目的を見つける大切さを学びました~エッセンシャル思考~


「教えてください、あなは何をするのですか?
その激しくかけがえのない一度きりの人生で」

この問いをじっくり考えて欲しいです。



これはメアリー・オリバーの有名な詩の一節です。

今行っている仕事、タスクなどは本当にやりたいことでしょうか?
そんな後悔しないために生きる思考法、つまりエッセンシャル思考に関して紹介します。


大多数のものが不要

日々いろいろな選択肢をしながら生きています。
しかし、他の方から頼まれたタスクを断れないまますべて行っていては、時間がなくなります。
しかも、何百もある選択を今後すべてにおいて正しく判断できる可能性はかなり低いです。

多数のいいチャンスは、少数のものすごくいいチャンスには遠く及びません。
そのため数少ないチャンスから「これだ」と思えるものを選ぶ必要あるので、本当に重要なもの以外にはNOという必要があります。

そのため、大多数のものが不要だと考えるべきです。


トレードオフ

何かに「イエス」ということは、その他すべてに「ノー」ということ

仕事において、様々な戦略、アイデアはでてきますよね。
例えば、20個のアイデアが浮かんで20個のアイデアを実践しますか?
どれも中途半端な選択しかできず、うまくいかない可能性が高いですよね。

そのため、多くの選択がある中でもいいと思ったものは捨てて、とてもいいと思ったものだけを行う
常にトレードオフで成り立っていることを意識して、全力を注ぐものを見つけるべきなのです。

本質を掴む

現代は、情報社会で本当の情報であったり偽物の情報であったり、不必要な情報であったりと日々情報の洪水を浴びている方も多いと思います。

しかし、目にした情報全て必要ではないですよね。

そして、みた情報の中から一番知りたいこと、そして本質の部分を見つけないと誤った情報に踊らされる可能性もあります。
そのために、本質を掴むための4つの方法をご紹介します。

1. 日記をつける
2. 現場を見る
3. 普通を知り、逸脱を探す
4. 問題を明確にする


1. 日記をつける
体験したことを忘れるのが人間です。
しかし、どんな会議であったのか、なにを学んだのか、そしてなにを思ったのかと日記に書いていくことで、自分の人生に何が起こったのかと日々の変化に気づくはずです。

2. 現場を見る
決定的な気づきを得るためには実際に現場に足を運ぶことが大事です。
ニュースなどで「未熟児が生後28日でなくなっている。それは安定した体温を保てるだけの脂肪がないから」とみたとします。
では、安い保育器を作れば解決できるのでしょうか?

実際は、電気を使わない保育器を開発することで問題の一部を解決できたのです。
この解決方法を見つけるためにも現地に足を運んで本質を知ることができたからです。

3. 普通を知り、逸脱を探す
知識を身につけていくことでストーリーの本質を見つけることができます。
そして、その文脈のなかから無関係な分野との繋がりを発見することで新しいストーリーを作ることができる。


4. 問題を明確にする
「そもそも今、なんの問題を考えているのか?」
と自問して、議論の中でも本質を見失わないようにする


最終形を明確にする

目的が明確でないとき、人はどうでもいいことに時間とエネルギーを浪費する

1. 社内政治が蔓延する

ゴールが明確でないと、社員が向かう先はゴールではなく、上司になる
上司のOKをもらうために社内政治を行うための時間とエネルギーを使い、結果的にいいアウトプットがでてこないことになる

2. 何でも屋になる

なにをしていいかわからず、とりあえずすべてに中途半端に手をだすということになる。
本質的でない部分にも手をだすことで、最終的にたどり着きたいゴールを達成するためのタスクも消化できないことになる。

そのためにも本質目標を明確にする必要がある
そうすれば、本質目標を達成するために、やらないことにNOをいい、トレードオフを理解して、必要なタスクのみおこない、最終的にゴールにたどり着くことができる


最後に

「本質のゴールをみつけること」これがとても大事だと思いました!
このゴールがあれば、それにたどり着くための道をつくり脇道にそれないようにNOを言う

そのような本質を見失わないためにも大事な考え方だと思いました。