#2 D2Cを読んで、自分にとってのD2C企業ってどこだろう
最近、D2Cという本を読み海外企業のD2C企業がユーザとの関わり方に関して学べたので、以下2つのことに関して書きたいと思います。
1、D2C企業の特徴
2、最近感動したBase Foodに関して
D2C企業の特徴
この本を読む前までは、D2Cの企業はUI・UXがとにかく良くて、ITで解決している企業みたいな漠然としたイメージしか持っていませんでした
この本では、実際にあるアメリカのD2C企業に関してかいてあり、D2C企業の考え方に関して学ぶことができました
D2C企業の特徴は、以下のことがあげられます
・テック企業
・直接販売
・低価格化
・指数関数的に成長
・ライフスタイル
・ミレニアム世代以下をターゲット
・コト付きのモノ
また、D2Cで共通している考え方で面白いと思った以下の点に関して書きたいと思います
世界観
エンカレッジ
継続的な会話
実店舗を持つこと
世界観
Awayというスーツケースの会社のインスタグラムは、スーツケースのみを載せるのではなく、「旅」を売る会社という位置付けで各国の写真を使い独自の世界観を作り出しています
引用:Awayのインスタグラム
わかりやすい例で言えば、「ディズニー」と「Apple」ですね
ディズニーの世界観は、他の遊園地とはまた違った「またいきたいな」と重せるような世界観を演出しています
また、Appleに関しても、AppleStoreのデザインは世界中で統一されていていますね
エンカレッジ(勇気づけ、動機づけ)
これは企業が主体となって、ユーザをコントロールするのではなく、ユーザ自身が主体となってSNSで発信できるようにしています
思わず発信したくなるような体験を作っています
メガネを販売しているWarby Parkerは以下のハッシュダグでユーザ自身が発信してどのメガネがいいかユーザ同志で投票を行っています
継続的な会話
Warby Parkerというメガネを販売している企業は、ネットでメガネの購入ができます
僕も最近、メガネが欲しくjinsのネットで見ていたのですがメガネをネット買うのにはまだ抵抗があって今度店舗にいって実際に試着してから判断したいと思いましたが、
このWarby Parkerは、ユーザが選んだメガネを5個配送して、ユーザが実際に試着をして気に入ったものを購入するという流れをとっています
この流れの中で、Warby Parkerは9回もユーザにメールを送っているのです
いつのタイミングでユーザとダイレクトに接点を持つことで、さまざまなデータを取得することもできているのです
リアル実店舗を持つこと
オンラインでサイトにきたユーザと、リアル実店舗に訪問したユーザでは「体験の粘着性」が違います。
そのため、LTV(顧客生涯価値)は数倍の差もでてくることもあるのです
オンラインのみで商品を知るのと、リアル店舗でスタッフと接点を持つことは大事なことだと思いました
これと同じようなことは「アフターデジタル」でも以下のようにオンラインとオフラインに関して書いていありました
オンラインとオフラインとかそのチャネルで分けて考えてはいけない
OMOとも言われるように、オンラインとオフラインは既に溶け合って違いはなくなりつつある
顧客はチャネルで考えず、その時一番便利な方法を選びたいだけですから
このようなD2C企業は、ユーザとかなり身近な存在になっているという特徴があることがわかりました
インスタグラムで世界観を作り、ユーザとの接点を多く持ちLTVを大きくするよなビジネスを作っていることがわかりました
最近感動したBase Foodに関して
では、自分にとって身近なD2Cの企業ってどこだろうと考えた時に、最近使用したBase Foodがこれに当てはまるのではないかと思ったので、Base Foodに関して書きたいと思います
まず、Base Foodとは完全栄養食を販売している会社です
はじめて「完全栄養食」と聞いた時は、「怪しい!」と思ってはじめるまで時間がかかっていました
しかし、clubhouseでlayerXの福島さんが最近の昼ごはんはBase Foodを食べているというのを聞いて、速攻買ってしまいました
人間って違う箇所から2回以上同じこと(今回は完全栄養食)を聞くと買ってしまいますね
最初は、8個セットのパンのみを買ったのですが、1度届いてから体験がかなり良くてすぐに20個セットを購入しました
また、このようにユーザから発信したくなるような体験を与えてくれました(D2Cに書かれていることを自分がやっている笑)
どのような体験が良かったかというと4つあります
1、ネットで簡単に注文できる
(Base Foodは定期購入という形で1ヶ月でどれくらい欲しいかを決めて購入する形です)
注文は簡単だけどキャンセルは大変みたいな企業が多いのですが、変更も欲しい時期の変更もすぐにできました
また、値段の記載や注文個数も一目でみれて安心感がありました
購入、変更に関してストレスが0でした
2、届く箱がきれい
シンプルで綺麗な箱でした
3、箱に入っているスタートブックがおしゃれ
Base Foodに関してのみではなくて、どのような課題を解決したいから創業したのかなども書いてあって、いいガイドブックでした
4、おいしい
あとは単純においしかったです!
Base Foodに関してはインスタグラムでチェックとかはしたことがないのですが、届くまでの体験だけでまた買いたい思えるような商品でした