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自分で稼ぐということ
都内で仕事をしている方は、地方に移住するとなると当たり前ですが仕事の問題が一番大きいのでは無いでしょうか?
私も実際、サラリーマンをしている身分であったら、なかなか退職して地方へ・・・なんて考えられなかった。
幸い、私の仕事は理容師であり、その辺りのハードルは少ないと思う。
現在、在籍しているお店から離れることは決して簡単な事では無いが、元々独立したい夢(自分のスタイルのお店を持ちたい)思いは強かったのもあり、決心出来たのかもしれない。
間違いなく言えることは、
今回の選択で改めて、理容師(手に職がある)で良かったと再認識出来た。
父親は高校教師。
安定した職業の親の元に生まれ、何不自由なく生活させて貰っていた。
父親は仕事に関する愚痴を一切言わなかった。
「疲れた。。。」など聞いたことがなかった。
高校生までの自分は、大人になれば簡単にお金が稼げて楽しいんだろうなと思っていた。早く大人になりたいと。
私が理容師を志したのは中学2年生の時だった。
母親の実家は理容室営んでおり、1番馴染みのある仕事だったが、
床屋なんて人の髪の毛触らなきゃいけないし、汚いから嫌だ!と思っていた。
だがいつの日か「男は手に職つけたい」という願望が→1番身近な床屋になる事が夢になっていた。
専門学校に入学する際、美容科か理容科を決める必要があった。
理容師はダサいから”美容師”になりたかったが、
祖父から「理容の方が美容に較べて細かい仕事だから理容をとった方が良い」
「美容免許が欲しいのであれば、理容の後に取れば良い」
という言葉がきっかけだった。
高校を卒業して12年、東京で就職して10年。
まさか故郷静岡に帰る選択になるとは思っても見なかった。
これも中学生の時に、"男は手に職"という考えが無ければ起きなかったかもしれない。
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