コミス_

カメルーン流挨拶コミュニケーション

カメルーンから帰国して2年以上が経ちすっかり慌ただしい日本の暮らしに慣れ都市型の消費生活に違和感を感じなくなっている今日この頃。
日々の中でカメルーンについて思う出すことは本当に少なくなってきたことをすごく寂しく感じています。

そんな中で嬉しいのは、カメ人から届くFacebookのメッセンジャーの連絡。
帰国から2年経つ今も時々連絡をくれます。
「Bsr, Tomoka. Ça va?(こんばんは、ともか、元気?)」
「Ça va bien.merci.(元気だよ)」
そこからレスはありません。
そしてまた数ヶ月経つと、「元気か?」と連絡をくれます。
最初は要件がないのが謎だったのですが、最近はこれが彼らのカルチャーなのだということに気づきました。

日本では、何か告知があったりとか、食事のお誘いなど用件がなければ友人や知人に連絡するってなかなかしないのだけど、彼らは当たり前に用件なくても「挨拶&元気か?」と連絡をくれるのです。
挨拶だけなんだけど、なんだか繋がっている感じがする。その人のことちょっとでも考えますもんね。挨拶ってあなどれない!

カメルーンでは誰に対しても挨拶はマストのコミュニケーション。人と会ったのに話さないなんてありえない。
ちょっと挨拶せずに通り過ぎようものなら、呼び止められて挨拶するようにお説教されたりしていて、生活する中で疎ましく感じたこともある挨拶コミュニケーションですが、メッセンジャーで挨拶連絡をもらう度、良い文化だなと思います。

今日は私からカメルーンの知り合いに挨拶メッセンジャーを送ってみたいと思います!

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