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別れが教えてくれること


子供が幼稚園の頃から仲良くしているママ友&その子供が
遠くへ引っ越すことになった。

うちの子が心を許せるたった2人の友達の内の一人がその子だったので、
引っ越しを知ってからずっと子供は落ち込んでいる。

家が近所ということで毎週にようにあっていたし、
苦しいこと、楽しいこと、全部全部相談できる
友達だったので、思った以上にショックを受けている。

別れは必ずくるものだ、それは仕方がない。
そして別れは大抵いつも突然だ。
だからこそ、必ず後悔が生まれてしまう。
「もっとあの時……」
「時間をとれたはずなのに……」

きっとどんなに、相手との時間を大切にすごしても
それは生まれてしまうものなのだろう。

でも、思ったよりも後悔が大きい。
満員電車に乗っている時のような居心地の悪さが
消えない心を紐解いてい見ると、そこに『自分の驕り』に
対する反省があることが見えてきた。

お友達と一緒にいても
「明日の仕事が、、」
「まだこれもやってなかった、」
「今日のご飯どうしようかな」
こんな気持ちが心のどこかを占拠していて、
今ここにいるあなたとの時間を完全に楽しめない日が最近とくに多かった。

あなたが普通に一緒にいてくれること、に甘え切っていた。

こうして気の合う友人と一緒にいられる奇跡……奇跡なんていうと
大げさに聞こえるかもしれないが、これは本当に奇跡なのだと思う。

あなたという存在と出会えて、そして楽しめる時間をもてること
それは奇跡であり、有難いこと。
「ありがとう」という気持ちを根底に持てていただろうか?
忘れていかなっただろうか?

「謙虚であること」

これは私がありたい姿のひとつだ。

謙虚とは
心にわだかまりのないこと。
ひかえめで、つつましやかなこと。
へりくだって、つつましやかにすること。

とあるが、ひかえめやつつましやかやへりくだりたいのではなくて
『心にわだかまりがない』状態でありたいと思う。

いつも透明な心で人と向き合いたい。
今必要ではないことは出来るだけ排除して相手と向き合いたい。
あなたといれることへの「ありがとう」を心のどこかにおいて向き合いたい。

こうして向き合えたとしても、別れの際には後悔は生まれるのだろう。
でも、きっとそれは大きなものではない。
それこそ謙虚な気持ちで状況を受け止められると思う。

定期的にくる別れはこれを忘れるなよ!という
メッセージなのかもしれない。
ありたい姿に向けてまた今日からコツコツとやっていこう。

エッセイでもない、ただの決意表明日記。
ただ、読んでくれた人や私の周りにいる人へ伝えたい。
「一緒にいてくれて本当にありがとう」

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