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陣痛の時に不安を軽くしてくれたもの

長男のお産は、本当に教科書通りのお産で、子宮口がぐっと開いて、お産が進む加速期(子宮口3~8cmぐらいの時期)にぐんぐん陣痛が強くなりました。

助産師としてお手伝いする側はたくさん経験していても、いざ、自分が陣痛を体感となると、今まで体験したことのない痛みに、急に不安になってきました。

助産院についた後、助産師さんが部屋から一旦退出されて、夫と2人。
夫はいるのですが、どうもわたしの中では、お産の時に頼れる人認定されてなかったようです。彼も、何をしたらいいのか、わからなかったと思います。

その後、しばらくして助産師さんが戻られて、その時、ものすごく、その存在だけで、安心したのです。ただそばにいてくれることの安心感。

同時に、今までの助産師としての仕事中、陣痛の間、「また来ますね」と言って、他の業務のため退室していた自分自身の姿も見えて、仕方なかったとはいえ、申し訳ない気持ちになったことも覚えています。

痛みからヒトが不安を感じることは本能で、当然のこと。その不安を軽減してくれたのは、信頼できる人の存在でした。
ヒトの手の温かさ、誰かに寄り添ってもらえる安心感。そんな中でお産をする女性が一人でも増えることを願っています。

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