鉛
心の奥に潜む
君は誰だ
何なんだ
周囲との比較を拒み
他人の意見に敏感で
自信満々に見えて
急に弱気になったりして
地に足が付く
そんな良い表現になるような
重さではない
むしろ足枷のようで
時に僕を進ませないようにする
その「とどまり」が
僕を苦しめ
僕を成長させる
恋人と愛し合うとき
親友と笑い合うとき
そんな時でも君は
隅のほうから僕を覗く
ただ僕がひとりぼっちで
気持ちよくしているときだけは
君は心地よさそうに
僕の膝に乗ってくる
君は何を知らせてくれているのか
とにかく君はきっと
生まれる前から
そして死んだ後も
一番長く共にいる
何かなんだと思う
ともですっ、最後までご覧頂き本当にありがとうございます^^