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吃音症改善したよ 発声障害改善したよの考察6【vol.50】

 ハッピーエンドで終わりたかった僕の50回目の投稿です。今回は発声障害向けの真面目なお話です。

 まず何を持って治ったと言えるのか気になった。僕はひっかかっていた低音域が出るようになって治ったと思っていた。しかし、治るにはまだ先があったようだ。発声障害では喉の緊張が取れない限り、まだゴールではないのかもしれない。

 最初に前回書いた鬼滅のねずこ呼吸である。僕はしゃべれる様に箸を1膳真横にして噛むやり方をやっている。この発声は有名な発声法だったみたいですね。確かに効果は抜群である。

 前に伝えたしほりさんのボイトレ動画でも扱っていた。後はこれにあったように、息を吐くという事、つまり話すという事は横隔膜を下げ、代わりに首の頭側は上に伸びるということ。どんな時でも基本のこの動きはやって行こうと思う。これができれば緊張とは逆の動きを作る事ができる。

 割り箸発声の良い所は、口の開け方を忘れた人に簡単に思い出させる所である。勝手に喉が開いてしまう口の開け方が良い所である。そして僕みたいに左右のバランスを忘れた場合、右に倒れた時に左肩を適正な所に置いてくれる。

 悪い所は、噛んでしまう癖ができてしまうことと、口を大きく開けるのを忘れてしまうことである。こればっかりやってはいけないし、やる時は親猫が子猫を噛むぐらい優しくやって欲しい。

 さて本題に入ります。僕は発声障害を治すには、喉を気にしないことを挙げます。なぜか僕が1番最初にやっていたやり方に戻りました。50回やってゴールを迎えたと思ったら、スタートラインに立ちました。

 そして喉が緊張しているというのであれば、その緊張を取ることです。僕は注射を打つつもりはありません。

 僕の仮説は喉から出そうとする声は、体の無意識のブロッキング、つまり硬くなった筋肉に打ち克つことができないと考えます。だから水泳やっても、ヨガやっても、筋トレやっても良くなったと聞かないのだと思います。喉から声を出そうとしても、たぶん治せません。これで治れば、みんな苦労していないはずです。

 特に喉傷ついていないのに、声出なくなったという人はこっちをやった方がいいでしょう。喉の筋肉はコントロールできないんです。プロの歌手でもエッジボイスできるのは、ゼロコンマ数秒です。超ソプラノボイスを出そうとして、喉を開けようとしてもできません。喉の緊張を外して、リラックスさせようとしてもできません。

 できるのは、音域を変えて、声の大きさを変えることです。自分の意識では喉が開いているか閉まっているかわかります。しかし、喉の筋肉をコントロールするのは無理です。出なさそうな音を軟らかい音に変えて、声量を変えるのは、喉の開閉を自分でできているわけではないです。そして治そうとするならば、良いやり方ではありません。

 たぶん家の中だったり、買い物の小さい声なら、喉に全集中しても、出せてしまいます。しかし、喉は意識できても、筋肉をコントロールすることはできません。扱えないのであれば、意識してもあまり意味はないと思います。

 つまり、僕が無意識のブロッキングで声が出なくなっていると言ったのは、声を出すための筋肉を使えてないから、それが硬くなって、喉の筋肉も緊張しているということです。人間の体は意識しないと動かせないと思います。

 僕はカエルのポーズであったり、体育座りの姿勢の時に、喉が絞まっているような感覚を受けました。あなたもそうだったら、ジストニアではないはずです。しゃべる前から、姿勢で筋肉の柔軟性が変わり、もう喉の筋肉が硬くなって、話せなくなっているんです。

 腹筋の時や、体育座りの姿勢だと何故かお腹から声が出せて、直立した姿勢だとお腹から声が出せないのであれば、僕に近いと思います。つまり、姿勢によって、喉にかかる緊張の具合が変わっているはずです。

 ちなみに喉を意識しないだけで話せるわけではないと思います。しかし、うさぎ跳びで校庭3周した時に、ずっと話していられるのであれば、そっちの筋肉を使った方が良いです。ボイトレの時に喉を意識しましょうとは言わないと思いますし、あなたも元々は喉を意識して話してないはずです。

 話す時には、あご、背中、腰、足などの筋肉を意識して話した方が、話しやすいし、実際に喉の筋肉が緊張する割合も減るはずです。意識して使わなかったら、僕みたいに背中や腰の筋肉が、骨周りでガチガチになっていてもおかしくはないです。

 僕の経験則からも体は柔らかい方が話しやすいです。食べている時や、運動していた時の方が話しやすい経験はあるはずです。その体を作るには、喉の筋肉に意識がない方が作りやすいと思います。

 大事なことなんで、続きはまた次回書きます。

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。

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