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スポーツ業界初のユニコーン企業を目指す僕の事業への想い

こんにちは、株式会社スポーツネーション代表の三木智弘です。
今回は、事業の話をする前に少し僕のバックグラウンドと想いについてお話しさせてください。


僕のミッションは「”家族”の幸せに全力を尽くすこと」です。

”家族”とは本当の家族だけではなく、その人が幸せになることで僕も幸せを感じられるような当事者意識を持てる人のことです。

自分の視座が上がるほど、家族、友人、同僚、会社、地域、日本と当事者意識は大きくなっていき、最終的には地球の全ての人を家族と思えるようになって地球平和に貢献できるような人になれるよう日々自己成長を続けています。

そんな僕はこれまで3度、スポーツの会社を起業してきているのですが、最初の起業は、本当に当事者意識がある父への恩返しがきっかけでした。

写真左:父、写真右:母

僕の父は10年で3人しかなれないサッカー日本代表のトレーナーをしていて、初めてボールを蹴ったのが小野伸二選手と中田英寿選手という贅沢すぎる幼少期を過ごさせてもらいました。

当時の僕はまだ6歳でしたがW杯の熱狂に国中が興奮する姿を鮮烈に覚えています。。

父がサッカー日本代表チームのアスレチックトレーナーを務めていたときの家族写真。トルシエ元監督夫妻と。

父が代表を引退した後、人口7000人の町に引っ越したのですが、父が事業で詐欺にあい数億円の借金を背負いました。

その時にこれまで世界を股にかけて戦っていた父が、僕たちを育てるために毎日地元の患者さんに1人3000円でも手を抜かずに一生懸命治療をする姿をみて、感謝と共に悔しさがすごくありました。

いつか父に恩返しをしよう。それが起業のモチベーションの原点でした。。

家計が苦しかったので、死ぬほど勉強して三木家の希望になろうと自宅浪人で東京大学に入学し、大学時代は将来スポーツで起業をするという思いで活動する中で、大学3年生の時、スポーツトレーナーの社会的地位を上げるためトレーナーを育成し派遣する会社を起業しました。

しかし、起業してみると現実は厳しく、トレーナーが就職するスポーツチーム自体の経営が苦しいため全くビジネスとして継続性がありませんでした。

「スポーツチーム経営自体を変えなければいけない」

そう強く思いました。

そこで周りの人に想いを伝え、スポーツチームの経営をしたいと言い続けていた時に「北海道でプロバレーボールチームの経営再生をしない?」というチャンスをいただきました。

2020年7月、サフィルヴァ北海道(現北海道イエロースターズ)社長就任記者会見での写真

人生に二度とないチャンスだと思い、即答し、縁もゆかりもない北海道に飛び込みました。

最初は22歳の若造に何が出来るんだと誰からも信頼されず、少し結果が出始めると、今度は乗っ取られると警戒され中々思うように進まない毎日でした。

そこで自分自身が5000万円の借金を背負い全て自分が責任をとるからやらせて欲しいと伝え、泥臭くビラ配りやドブ板営業をしていると少しずつ周囲の人から信頼してもらえるようになりました。

その時に初めて自分は経営者として認められた気がしました。

2024年の今年、チームはリーグ優勝し、5年前経営破綻し、社員0人だったクラブが地域に認められるクラブへと再生しました。


2023-24 V.LEAGUE DIVISION2 MEN 優勝の瞬間の様子

沢山の壁はありましたが、やっぱりスポーツと関わる仕事は最高だと思います。

チームは少しずつ強くなり、それを生き甲斐としてくれるファンや、応援を誇りと感じてくれる経営者の方々と接するたびにこの心の豊かさは社会にとって必ず必要だと確信しました。

しかしスポーツや地方創生の魅力を確信する一方で、僕は根本的な問題が解決していないことにずっともやもやしていました。

リーグ優勝できるチームになっても、J1リーグのクラブでさえもずっと赤字で苦しいままなのです。根本的な問題は、クラブ側と地域経済両方にあると気づきました。

そこで作ったのが我々「スポーツネーション」です。

スポーツチームは地域に応援してもらって初めて成立する公共の器です。地域のセンターピンとして地域を活性化する使命があると僕は確信しています。

だからこそスポーツチーム経営を変革することが、地域の活性化に繋がるのです。

地域にギリギリ生かしてもらう存在ではなく、地域の未来を牽引する成長企業になるべきです。

そのためにやらなければならないのが、クラブ側の経営のガバナンスを強化し、スポーツが地域を牽引できる可能性を多くの人に知ってもらうことです。

つまり数字を公に公開し、寄付に甘えずに成長戦略を打ち出して優秀な若い人材がどんどん入ってこれる環境を作ることです。

そして地域側は、稼いだ利益の一部を地域経済の活性化のために還元する意識を持つことが必要です。先行きが不安な世の中であっても自分だけ、自社だけではなく、地域全体の底上げをみんなでやっていく意識が必要です。

その両方の意識が重なることで、初めてホームタウンが活性化するのです。

ただ、言うは易し、行うは難しです。単純に意識を持つだけでは社会は変わりません。再現性、継続性が可能な仕組みが必要です。

そこで生み出したのが、スポーツ×地方創生の新しいビジネスモデルである「NEO」です。

スポーツチームと共に地域の未来を想像するコミュニティプラットフォームです。

NEOには志を持った仲間が集まり共に日本の未来をつくっていきます。
、低迷していく日本経済に対し、今僕たちの時代で、ALL JAPANで協力し日本を底上げしなければ日本の世界におけるプレゼンスはどんどん落ちていきます。

スポーツには「人や社会をつなぐ力」があると信じています。
同じ想いに共感し、産業の壁、貧富の壁、立場の壁を超えてココロで繋がり熱狂する。

このスポーツがもつ特別なエネルギーを地域の活力へ活かし、地域内で相互に応援するコミュニティを構築することで精神的、経済的豊かさの循環を生み出すモデルを世界中に展開していきます。

課題先進国であり、助け合いの精神が根付く日本だからこそ牽引できるモデルを世界に示す。

僕たちは、志ある仲間と本気で未来を創っていきます。

是非、想いに共感していただける方と出会い、語り、共創したいと思っていますので、よろしくお願いします。

#応援するチカラを経済に還元しよう
株式会社スポーツネーション
代表取締役 三木智弘

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