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1週間メモ #13

・大衆知を変えるのは容易ではない。
例えば昔は携帯電話を持って話すのが当たり前だった。そこからマイク付きイヤホンができて携帯を持たないでもマイク付きイヤホンで会話ができるようになった。それでも、それらが出た当時は、手ぶらでブツブツと会話をしている人を見たら、独り言を言ってるのかなって判断されてしまう世の中で、奇異な目で見られていた。それがみんなマイク付きイヤホンの存在を認知するようになってからは、「あの人は会話中だ」と認識してもらえるようになった。多くの人が存在を認知するまで時間がかかる。
クロックスも最初日本でポツポツと履いている人がいたけど、変な靴って印象だった。それが今ではサンダルはクロックスになった。
新しい物や価値観を大勢の人に周知してもらうのには時間がかかる。

・昔から家の鍵や財布、時計は必ず持ち歩いていた。そこに携帯という存在が加わり、携帯を持ち歩かない人はいなくなった。人間の半径30cmに常にあるものってとんでもなく大きな存在。ビジネスチャンスがある。→広告
スマホが普及して、ネット環境が整って、いつでもどこでも動画が見られるってのも大きな存在。ビジネスチャンスがある。→Youtube
次は、どこにビジネスチャンスがあるか。何か見落としてないか。

・まずはコップを水で満たしてやること。満たした後に溢れてくる水を飲むこと。コップを空にしてはいけないし、まずはコップの水を貯めることから始めないといけない。

・目標が大事なのは、それがないと行動の優先順位がつけられないから。
行動の優先順位がつけられないと、人は怠惰な動物だから、楽なもの、簡単なものを選びがち。そうして何も成果を残さなければ、どこにも到達できずに終わってしまい、何者にもなれない。

・人生の3分の1は睡眠に、3分の1は仕事に。ということは睡眠の質と仕事のストレスは人生に非常に重要な要素になる。
仕事にはどうしても人間関係とハードワークの悩みがつきものである。もしそれらに問題があり、自分が幸せを感じられなかったら、仕事=嫌なものとなる。しかし同じようにハードワークであっても、やりがいを感じ幸せを感じられたなら仕事=楽しい、好きなもの、になる。仕事選びは重要である。

・組織は人。組織に属する限り、組織の目標を第一に考えて行動すべき。個人の考えで動くとズレる。組織の方向性を認識して、自分の役割を認識して行動する。感情は除外する。それが一番推進力を生む。が、難しい。

・昔、観光旅行は大金を支払う必要があった。そうして遠方まで来たのだから少し高くても買っておこう、食っておこう精神があった。しかし、今は昔よりも簡単に遥か遠方まで来られるようになったし、後でネットでも買ったりできるようになった。旅行での消費性向は落ちてしまうのか。物よりも経験に移る?

・言葉が概念や思考、価値観を作るって考えたら、言葉は非常に重要なツールである。この世に一つの言語しかなければコミュニケーションは楽かもしれないが多様な価値観、概念が生まれなかった。言葉が違うからこそ、それだけ世界に可能性が広がったのだ。人間も同じ。さまざまな文化文明があるから世界が彩り豊かになったのだ。



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