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料理センスなしに捧ぐ、絶対美味しいエビフライを生み出す2つのポイント
エビフライ、それはロマン。
絶望的に料理センスゼロな私と、食う専門で作るのはあまりやらない、しかしエビフライと鍋のときだけは一生懸命手伝う旦那との共同作業。それが我が家のエビフライ。
ふだん共働きで、ADHD特有の不器用+マルチタスク機能非搭載の私が仕事と家の料理なぞ両立できるわけがない。
なので普段はもっぱらスーパーや宅配やテイクアウト弁当。さすがに玉子などの常備品が底をついた時はスーパーいくけど、2〜3日分の献立を決めて買うなどという芸当は生まれ変わりでもしなければ無理なので3食すべてを家でまかなうことはほぼできない。
そんな我家であるけど、ふと「エビフライが食べたい」と思い立つ。
写真でもわかるとおり、立派なエビはもったいなくて使えないため、我が家では伸ばした時・頭なし・尾まで10センチあるかないかのを使う。
また急に思い立っても思った通りのエビがなかなか手に入らないことが多いので、思い立ってもその日は無理だったりする。(その理由は後述)
ともかくうちでエビフライは何だかんだでちょっとしたイベントとなっている。
イベントなんだから、絶対妥協はしたくない。
頑張ってつくって、夕刻には缶チューハイ片手にエビフライを貪る幸せを想像すれば2つのルールを守ることなどたやすい、たやすい。
もし貴方の家でつくるエビフライが「ふつう」という評価を脱せずにいるなら、これから伝える2つのことをぜひ試してみてほしい。
逆に言えばこれを守らなかったら永遠にふつう以下のエビフライしかできないと思う。そのくらい大事。
まあ揚げ物のレシピなんか味にさほど影響ないでしょとお思いの方もいると思う。まして食にそれほど興味のない人ならなおさらだ。
うちだって大食漢が1人いるけど、ふたりとも40代、旦那はいよいよ50代に突入するとあってさすがに油ものが駄目になってきた。
けれど、そんな人でも無限にスナック感覚でヒョイパク、ヒョイパクしてしまうであろう、ヤバいエビフライを爆誕させることができます。たった2つのルールさえ守れば。
この2つだけが肝なので、レシピの他の部分は適当にググって出てきたレシピ通りでよいです。
そのルール以外はどこにでもあるエビフライのレシピなので…
ポイント1 黒いエビを使う
エビフライ成功への道のりは仕入れから始まります。
黒いエビを入手してください。ブラックタイガーとか、バナメイエビです。
冷凍でも生でも解凍ものでも、なんでもいいけど黒いのは美味しい。赤いエビは美味しくないです。天然って書いてあってもそんなに美味しくないし。
妥協して赤いエビを購入した瞬間にそのイベントは失敗に終わります。巻き返しも不可。だって素材が違うんだから…
我が家で作った直近のエビフライはたまたま近所のスーパーで解凍ものが売っていたのだが、確実に手に入れるには片道45分くらいかけてとあるディスカウント系スーパーまで行かねばならない。
ここであれば黒いエビが常時売っている。すでにロマン。
黒いエビという条件だけなら、お金ある人なら大っきいエビでもいいんじゃないかと思います。
我が家は「エビフライとシイタケフライだけで腹を満たしたい」という大食漢のためにちっさいエビ使うだけなので…。
ポイント2 臭みの原因は徹底的に排除する
レシピによくあるのが背わた取りだと思うけど、それでは不十分なのです。
うちは長年それでやってきたけれど、ここ2〜3年のうちに発見したさらなる臭み取りのポイント、それは「塩もみする」です。
これも仕入れと双璧をなす重要ポイント。
ちなみにうちでは、殻をむく時に尻尾まで取ってしまった上で塩もみします。
尻尾の中には臭い水が溜まっていて、尻尾の先をカットして包丁でしごいて水を出せ、みたいなレシピはよく見かけるのですが、ちっさいエビなのでボウルでワシワシと塩もみする時手に刺さりしっかり塩もみができない。
それだったら最初から尻尾無いほうがいいし、尻尾の中の身まできれいに食べられます。殻むいたあと、尻尾の付け根の殻を指で割ってから引っ張ると身がきれいに抜けます。
おっきいエビの人は尻尾有ったほうが見た目はいいですね。尻尾の先をカットして、しっかり中の臭い水を出してください。
塩もみするときもまあ、数本のおっきいエビならなんとかできると思いますし。
尻尾にコダワリがないなら無くていいと思います。
塩もみは2回位ていねいにします。
真っ黒の臭い汁がでますが、コイツらがマズイエビフライの原因。
排除した瞬間もうエビフライはできたも同然です。
素敵なエビフライライフを
ちなみにうちはエビフライの聖地・愛知名古屋の隣県住みですが、とくにエビフライが浸透している感じはありません。
でもエビフライおいしいよね。
良さげな黒いエビが売ってたらぜひ試してみてほしい。
タルタルソースとレモン汁を添えてたらふく召し上がってください。レモンチューハイあったらもう最高。
なおうちではエビフライとセットで、シイタケフライも作ります。
シイタケフライに大根おろしをたっぷりのせ、ポン酢でいただく。
これがまた名脇役で、ほんとに大根1本ペロリと行ってしまう。
ぜひお試しあれ。
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