仕事をする上で大事なこと
前回の人生理念について綴った記事から2年以上経ったみたいで、あれから現在まで、本当にありがたいことにたくさんの方々とお仕事をご一緒させて頂きました。
環境も変わってきたので、今一度大事なことを整理しておこうと思います。
数年後、さらに環境が変わっても忘れないよう、自制心の意味も込めて綴ってみようと思います。
ちなみにですが、これもあくまで個人の見解なので、誰かに物申すものではありません。
では参りましょう。
1.できない理由を考えてしまわないように、「できる」「やれる」と言う
自分はとても臆病で、失敗を恐れてしまう性格です。
チャンスが訪れた時に、
「果たして自分に務まるのだろうか…」
と考え始めて、できない理由を並べてしまい、まだ早いと決めつけるなんてことがよくありました。
今考えるとチャンスを逃してしまったなあ、と思います。
誰だって、初めからイケてる演奏が出来たわけではないです。
たくさん悔しい思いをして、でも音楽が大好きだから、負けじといっぱい練習して、その積み重ねがあるからこそ、次第に演奏技術も向上していくものだと思います。
一度やると言った以上、責任を伴うので、結果的に一生懸命取り組むことができるわけです。
苦難を乗り越えられたら、経験も自信もつくし、周りにも感謝の気持ちが生まれるし、逃げずに頑張って良かったと思えるんですよね。
一歩踏み出すには物凄くエネルギーが必要です。
でも、失敗を恐れずに挑戦したことで、その先には色々なワクワクが待っていました。
2.日頃からどれだけ準備をしておくかが大事
少し前までは、少しずつランクアップしていって、機が熟した頃に大きなお仕事が舞い込んでくるものだと思っていました。
ところが、実際そうではなくて、あるタイミングで自分のレベルを遥かに越えた規模のお仕事が舞い込んできます。
さすがに、自分にはまだ早いのではないかという考えが頭をよぎりました。
でも、結局それを判断するのは自分ではなく、お仕事を下さった方をはじめ、周りの方々なんですよね。
そういった方々の期待に応えられるように、日頃からそのようなケースを想定した練習やインプットをしておくことが大事だなあと思います。
3.頂いたお仕事に対して全身全霊で向き合う
お仕事を頂いた以上、妥協は絶対にしてはいけません。
どのように演奏すれば、もっともっと良くなるのか、時間がある限り、追求することが大事です。
みんなプロとして活動しているわけです。
自分も同じように、追求して追求して、より良いものを提供していく姿勢で取り組まないと、とても失礼なことです。
もちろん、持ち合わせている技量を一瞬で高めることは非常に困難な場合もあります。
有限の範囲内ではありますが、それでも、その中でベストを尽くせるよう、いっぱい練習しなければいけないと思います。
4.個人練習では、何のために、どんな課題を改善するための練習なのか、その目的を意識する
ただ闇雲に練習してもあまり意味がなくて、今自分はどんな課題を抱えていて、どうすれば改善できるのかを考え、それに向かって取り組むのが練習の本質なのではないかと思います。
めちゃくちゃ時間を掛けて取り組めた時、
「今日はすごい練習した!」
と思いますが、実は中身が充実していないと、吸収率が良くない結果になってしまいます。
「今日は〇〇を意識してやってみよう」
と決めて演奏してみて、動画を撮ったり録音したりして、客観的に確認して、といったことを繰り返していくと、良し悪しが見えるようになってきます。
明らかに一年前と比べると、レベルが上がったことが実感できるので、自信にも繋がります。
5.あわよくばなんてことは考えず、ちゃんと覚悟を持つこと
「もしかしたら、大成功を収められるかも!?」
なんて、若い頃はよく妄想していました。
あわよくばというよく分からない漠然とした幸運が、いつの日か舞い降りてくるような気がしてました。
でも、現実はそんなに甘くはないです。
一流の方々はみんな覚悟を持っていると思います。
何となくではなく、しっかりとしたビジョンを持って、進むべき道を定めて、突き進んでいくことが大事だなあと思います。
当然、道に迷うこともあります。
でも、ある程度目標が定まっていれば、右に行こうが左に行こうが、結果的に前に進めてさえいれば、間違いなく目標には近づいていると思うんですよね。
6.ステージに立つ者としての自覚を持つこと
ライブに来てくれるお客さんは、アーティストの人間性、音楽性、人生観など、何かしらの魅力を感じて、それに対してチケット代を払って来てくれるわけです。
アーティストはお客さんにとって特別な存在であり、裏を返せば、普通の人であってはいけないのです。
(街中を普通に歩いてる見ず知らずの人に対してお金を払いたいとは思わないですよね。笑)
そして、自分の役割はその人を音楽面でサポートするというものであり、可能な限り同じ目線でステージに立たなければいけないのです。
ステージ上での振る舞い、身振り手振り、キャラクターなどなど、これに関しては、もっともっと研究しなきゃいけないなあと感じています。
最後に
今回も生意気なことをいっぱい書いてしまいました・・・。
この記事を書いておきながら、もっともっと質を上げられるのではないかと思う部分も多々ありました。
日々鍛錬ですね😎
頑張ります🔥!!
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