31歳を迎え初めて自分の軸を知る
前回は起業の挫折から、鬱屈した日々を過ごしたことをお伝えしました。
自分の人生を振り返ってみるとそこにはいつでも表現することがあったのです。例えば小学生の頃、クラスになかなか馴染めなかった私はクラスメイトと会話をするために「漫画」を使いました。
男の子たちが当時、流行っていたドラゴンクエスト(みたいな)キャラクターを書いてくるので、それを私が漫画に登場させて〇〇くんの描いたキャラクター登場させておいたよ!といって漫画を見せ、「まじかすげー!!」と言われて人気を集めるということをやっていました。
あとは中学生の頃、総合学習の時間という授業で絶滅動物について調べたときです。太古の昔、大きな鳥モアがいることを知った私はこの大きさをみんなに伝えたくてしょうがなくなり、一人で画用紙を何枚も貼り付けて大きな紙をつくり3Mの鳥の絵を描いたのです。
当時も友達がいなかったので、休み時間中、教室の後ろ側で紙を広げて一人で茶色(鳥の色)を塗っていました。
わざと踏まれたり、ぐしゃっとされたりもしましたが、それよりも驚いたのは私の色塗りを自然に手伝ってくれるクラスメイトが現れたのです。
その当時はみんなとコミュニケーションすらままならなかったので、手伝ってほしいとも言うことができませんでした。
ところがひとりで黙々と色塗り作業をしていたところ、手伝おっか?と言ってくれるクラスメイトが現れたのです。
そして、ひとり、またひとりと私の制作活動を手伝ってくれる人が現れ、5名ほどの友人が協力してくれ大きな絵を描くことができました。
最後に体育館におっきい鳥の絵が飾られた時、手伝ってくれた他のクラスメイトも歓声を上げていて作品の持つ力を感じました。
このような原体験から「表現をする」ことを通して、人と繋がれることを私は強く感じたのです。
「再び芸術活動に対しての情熱が湧き上がる」に、続く
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■クラファンの軌跡
フランス渡航のためクラウドファンディングをはじめます
ただの会社員が絵画をはじめたきっかけ
絵画を始めたきっかけは起業の失敗?
大きな挫折を経て再び自分と向き合う
31歳を迎え始めて自分の軸を知る
再び芸術活動に対しての情熱が湧き上がる
大盛況になったライブペイント
コロナはライブパフォーマンスを奪って行った
「ZOOM背景画プロジェクト」始動
そしてルーブルでの展示依頼を受ける
フランスは私の人生の分岐点だった
プロジェクト達成後の未来
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