【息子のサッカーを見て、見えてきたこと Vol.50】バーモントカップ決勝に覚えた強烈な違和感
こんにちは!
小学生年代のフットサル日本一を決めるバーモントカップの決勝をYouTubeで見ました。
両チームとも個人技術の高いレベルの選手を擁し、白熱した試合が展開されていました。
一方で、視聴をしていて気になったシーンがいくつかありました。
味方に繋ぐのではなく、前線の選手に蹴るプレーの多さに疑問を抱きました。
また、フットサルと言うよりもサッカーの様にトラップの際に足のインサイドやアウトサイドを使うケースも多かったと感じます。
普段サッカーをしている選手が多く、サッカーの延長線上にフットサルを捉えているのかなと感じた次第です。
海外のフットサル(代表レベル、チャンピオンズリーグなど)やFリーグの現地観戦をしている身からすると、あくまでもフットサルのルールで試合をしている「ミニサッカー」であると思いました。
ここで、サッカーとフットサルの優劣を較べたい訳ではありません。両方とも高い技術が必要であり、それぞれで活きてます。
海外(特にブラジル、スペイン、ポルトガル出身)のサッカー選手を見ていると、昔、フットサルをやっていたのではないかと思う様な足の裏の技術やドリブルのフェイントをしています。
そして、この試合を見てから、ふと、ブラジルの同一世代(U-12)のフットサルはどんな感じで展開されているのか気になりました。
現代は非常に良い時代で、YouTubeでその様子を確認することが可能です。
このビデオを見ると、彼らはフットサルをやっていると随所に感じる点があります。ボールをしっかり繋ぐことを意識していますし、狭い局面が多いので足裏でのトラップを多用します。
コートは大人のフットサルと同じなので、少し広いようですが、それでも基本的にはフットサルの原理原則に従ったプレーを行っています。
「Taça Brasil Sub12 Masculino Divisão Especial」英語にすると、Brazil Cup U-12, Male, Special DivisionのFinalなので、同様に国の一番を決める大会と類推しています。
個人的に日本が向かう方向としては、スペイン、ポルトガルの様にフットサルの様な狭い局面の技術によりフィジカルのハンデを克服するスタイルだと思っています。
今後はフットサルの大会でフットサルのスタイルに特化したチーム(Fリーグの下部組織が中心を担うべき)が躍進することを祈っています。
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