【息子のサッカーを見て、見えてきたこと Vol.90】夏のスポーツの危険性
こんにちは!
今年も暑い夏が近づいてきました。
主宰している子どものフットサルサークルの関係で、小学校の施設利用に関しての会合に出席しています。
私たちが利用している小学校の体育館は旧式で、冷房装置(暖房もありません)はついていません。
小学校などの体育館は地域の防災拠点にもなっていますが、有事の際には、空調がきかず、困難が発生することが想定されますが、ここでは議論のポイントではないので、その点は割愛します。
さて、今年の夏をどの様に乗り切るかという簡単な議論が施設利用の会合で話がありましたが、結論は「扇風機」の増設でした。
ただ、小学校の体育館は熱がこもりやすく、利用している体育館は2階に設置されており、安全上、窓の開閉が限定的です。
また、今後10年以内に学校を取り壊し、新しくする計画もあるので、抜本的な対応をそれまで行うことができないという事情もあります。(多くの市が財源に困っており、そもそもこうした設備への投資ができないという背景もあります)
その中で、「風」で乗り切ると言うのは、根性論が残ってしまっており、私は安全を考慮し、7月後半~9月前半はこの施設を利用せず、空調を備えた体育館を頑張って申し込むという作戦にしようと思います。
最近では、夏の甲子園(高校野球)が一部の試合で時間帯を朝と、夕方にしたというニュースがありました。
ただし、まずは試験的に開幕後3日間の運用のようです。
また、夏のインターハイのサッカーも会場をJヴィレッジ(福島県沿岸側)で固定開催するというニュースもありました。
記事には「夏でも比較的涼しい浜通りに位置するJヴィレッジ」とあります。
ただ、かつて(25年前)私がJユースのアカデミー所属時に、日本クラブユース選手権という全国大会に参加した時、会場は同じJヴィレッジでした。
その時の記憶では相当暑かった覚えがありますし、ここ10年の平均気温はその時以上に高いのではと感じます。
気候変動の影響か、夏に屋外または空調の効かない屋内でスポーツすることは、命に影響を与えかねない状況になっていると感じます。
JSPO(日本スポーツ協会)では熱中症を防ぐために、以下の様なサイトを用意しています。
先日の学校施設の会合ではバトミントンのサークル(大人)の方が「バトミントンは閉めきりで行うため、夏は40度くらいの中でプレーしていて、外に出たら涼しく感じるんですよね」と全く笑えないことを言っていました。
何か起きてからでは遅いのですが、何か起こるまではこうした警鐘は中々届かないのが現状かなと思います。
この記事を読んでくださっている方だけでもと思い、執筆しました。
自分や関係する人たちの命を守るための勇気、大切です。
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