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「君のママ、いま仕事がんばってるんだよ」

今日は東京で取材三昧でした。
その中のひとつ。ママライターさんが、3歳くらいのお子さんを連れてやってきました。

朝から、どうしても保育園に行きたくないと大騒ぎしていて、すごく迷った末に会社に連れてきたのだと。

とても申し訳なさそうに、謝られていました。


ぼくは「連れてきてくれて、よかった」と思いました。今日の仕事はぼくの取材だけじゃないだろうから、一日とても大変だろうとは思います。
だけど、子育てをしながら働いているんだもの。どうしようもないときなんて、まあザラにある。

そういう状況で、いちばん心苦しいのはママさんだと思うんです。だから、「あなたが保育園に行ってくれなかったから仕事が全然できなかった」ってメッセージじゃなくて「あなたが仕事先の人たちにも愛されてる姿が見られて、嬉しかった」って気持ちになってもらいたい。

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親が働く姿を、子どもが見る機会って大切なんじゃないかと思います。だって、子どもって親がどんなことをしているのか、あんまり知らないから。

先日、幼稚園の先生と少し話をするために日中の幼稚園に行きました。そこでは、普段は見ることができない幼稚園のお友達や先生と楽しそうに過ごす娘の姿があった。
そういう姿を、チラリとのぞき見るのって、娘の意外な一面が見えるようで楽しい。

また、ぼくの講演会のチラシが幼稚園に張り出されたとき。娘がとても誇らしげに「これ、パパやねん!」と言っていました。
「パパはね、人の前でお話しする仕事してるんだよ」と言うと「そんな仕事あるん⁉︎」と驚いていた。

お互い、普段見られない姿を見るって貴重な機会になるし、素敵なことだと思うんです。

自分の大切な人が、その周りの色んな人に必要とされていたり、愛されたりする姿を見るのって本当にうれしいから。

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取材後、「君のママ、いま仕事がんばってるんだよ」とこっそり伝えると、うんうん、と大きくうなずいた。ぼくにはその姿が、ほんの少しだけ誇らしげに見えました。


では、また明日。

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