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親として、最低限の役割なんて。

娘はいつも、なんだかわからないけど楽しそう。

楽しそう、と言ってももう7歳なわけで。嫌なことや面倒に思うこともあるだろうし、ぼくが思うほど楽しいばっかりでもないのだろう。
とくに、大好きな味噌汁にキャベツが入ってた日なんか、ちょっとした絶望感を味わっているに違いない。

まあ、それでも親からしてみればいつでもどこでも楽しそうにしている姿はホッとするものです。

一方のぼくは、娘から見て楽しそうに、幸せそうに見えているだろうか。

疲れた顔を見せてないだろうか。
相手するのを面倒くさがっていないだろうか。
仕事のことで頭がいっぱいで、気もそぞろになっちゃいないだろうか。

どれも、充分すぎるほどに心当たりがあるなぁ。

子どもの頃、ぼくは自分の親が「幸せかどうか」なんて考えたこともなかった。父が仕事をしてるのは当たり前で、母が家事をしてるのも当たり前だった。
父が働かなくなるなんて考えたこともなかったし、母がごはんを作ってくれないなんて想像もしたことがなかった。
幸いにして、そういった事態にはならずに今日まで来られたけど。
いざ自分が家事育児をするようになると、仕事も生活も結構な綱渡りだなって思い知る。

自分が10年後も元気いっぱい働いて、稼いでいる保証なんてどこにもない。とくにぼくはフリーランスだから、10年どころか5年後だって怪しいもんだ。

ごはんを作ったり、掃除をしたりすることを、ストライキしないとも限らない。

きっと、ぼくの両親も綱渡りを繰り返して来たんだろうな。


親は子どもの人生をあれこれ細かく想像する。だけど、子どもは案外親の人生を想像しないのかもしれない。
子どもには、そんな暇なんてなくていいんだ。

親が大変になって、辛くなると子どもは親の心配をする。それも、ものすごく心配する。自分を犠牲にしても、どうにかしようとまでしたりする。
そうすると、何をおいても楽しくて幸せなんて言っていられなくなる。

親の心配なんかしないで、ただただ楽しそうにしているのなら。親としてはもう充分役割を果たしたってことで、良しとしていいのかな。

では、また明日。



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