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自分がやりたいことは、どの「職業」でもなかった。

自分がやりたかったことって、どの「職業」にもなかったな、と思う。

そして、これからやっていきたいことも、多分どの職業にもない。職業なんて、人が勝手につくったものなんだから、まあ自分で勝手につくればいいか、なんていまは割りきっている。

もちろん、ぼくがこれまでやってきたことも、これからやりたいことも、普通に何かの職業には当てはまる。そんな、人類史上誰もやったことがないような、斬新なことは何ひとつやっちゃいないのだから。

サプリ(おかざき真里 著)というマンガで主人公のこんなセリフがある。

「そもそも、自分のやりたい事があらかじめ社会に、職業として用意されているわけないと思いますが?」

そう、まさにこのセリフの通りだった。
例えば、インテリアコーディネーターという職業はあるけど、夫婦や家族のコミュニケーションまで入り込むような職場は見当たらなかった。

作家やライターという職業はあるけど、ぼくにとっては書くことは、表現のひとつであって、それが全てというわけでもない。

ぼくは講演家でも、インテリアコーディネーターでも、作家でも、事業家でもない。

これまでやってきたこれらの仕事は、どれも大切だし、伝えたいことを伝えていくために必要なことだった。けど、そのどれかになりたかったわけではない。

たまに「メインの事業はなんですか?」と聞かれたりする。都度、適当に答えていたけど、ぼくにはメインの事業なんてのはないし、それでいいと思うようになった。

結局ぼくは、「帰りたくなる居場所を育むための、お手伝い」をしたいだけの人かもしれないし、「複業ばっかりやってる人」なのかもしれない。


これからは、そんな風に自分のビジョンに即して色んなスキルを武器として使いながら仕事をする人が、増えていくのかなと思ったりする。
もうすでに、そういう人はたくさんいると思うのだけど、もっと当たり前の菅谷なると思うのだ。

「あはたの仕事はなんですか?」じゃなくて「あなたは、何をしていますか? 何に関心を持ってますか?」と聞かれることが増えていくのかもしれない。


では、また明日。


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