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趣味の火種を見つけた。

ずっと趣味といえるようなものがなかった。好きなことはいろいろとあるのだけど、それを趣味と言っていいのかどうか、どれも微妙なライン。
たとえばnote。毎日まいにち更新し続けて一年以上が経つ。そろそろ「趣味です」と胸をはって言ってもよさそうだけど、なんだか違う。

料理も好きだし、本を読むのも好き。DIYだってぼちぼちするし、散歩やトレーニングに散歩も好き。去年まではマラソンやトレランもやっていたけど、自宅での筋トレに取って代わられてしまった。つまり、マラソンじゃなくて”運動”がしたかったのだ。

なんでこれらを趣味って言い切れないのかなぁと思うと、それはすべてそのに期待があるからじゃないかと思った。その先ってわかりにくいのだけど、つまりこれらは全部、自分にとって意味がある行為なのだ。

noteは自分自身が書くという習慣や力を身に着けたいという思いでやっているし、実際に仕事上でも大いに役立っている。
料理も好きだけど、結局は生活のためであり、自分と家族の胃袋を心地よく満たすことが大事。マラソンをはじめとするトレーニングだって、大会に出るのも面白かったけど自分の健康のため、というのが一番の理由だ。

仕事のため。生活のため。健康のため。
なので、健康のためにマラソンよりも自宅での筋トレの方がいいなと思えば、マラソンはやめてしまう。それはマラソンへの興味うんぬんとは関係のない、あくまでも手段としての行為だからだ。
もちろん、こうした自分にとって意味がある行為が趣味にならない、と言っているわけではないのだけど。趣味は趣味として、そのアイデンティティを確立していて欲しい。そんな頑固な気持ちがぼくのなかには確かにあった。

そんななか。
もしかしたら趣味になるかもしれない、仕事のために、生活のために、健康のためにやるわけじゃないのに、楽しくてしかたがないことと出会ったのだ。

それが、塗り絵。

はじめたのは昨日。だからまだ趣味候補になってから2日しか経っていない。

きっかけは娘の「いっしょに塗り絵しよー」という一言だった。もちろん、これまでにも一緒に塗り絵なんて何度もしたことはある。でも、昨日はたまたま「どうせやるならちゃんと塗ってみよー」と思い、塗り方をYou Tubeで検索した。

そして出会ったのが、この動画。


──え、これ本当に子ども用の塗り絵に、色鉛筆で色塗っただけなの??

驚きとともに、自分もキレイに塗ってみたいと思い、いろいろと動画を見ながらやってみることに。

すると、気がつくと無心になってずっと塗り続けてしまっていた。昨日も今日も4〜5時間ずつくらい塗っている。いつまで塗ってもまったく飽きない。
ついには、動画で使われていた色鉛筆のセットまで購入してしまった。(よく見かけるとんぼの色鉛筆セット)

昔(今もかな?)、大人の塗り絵が流行っていたころは全然興味もわかずにひと塗りもすることがなかったけれど、不思議なものである。


ハマってしまった理由はきっと、まったくの無知スタートだったから、塗り絵についてのすべてが新鮮で、動画を見ながらそれを再現したいと挑戦できたこと。そしてだからこそ0〜1の成長が目に見えて上達できたからだと思う。

最初に出会ったt.s.megさんの動画がとても丁寧に教えてくれていたから、ずぶずぶと楽しめてしまったんだと思う。


娘といっしょに昨日塗った塗り絵。

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スネ夫(笑)自分としては結構ちゃんと塗れたって思ったんだけど。。。


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そしてt.s.megさんの動画を見ながら、ずっと塗ってるのがこれ。
ラプンツェルなのに髪の毛が黒いとか、服の色が違うとか娘に怒られるけど、それはただラプンツェルを知らなかったからです。。。

どこにどう影をつけたらいいかとか、明るくしたらいいかとかまだイマイチわかってないから、違和感はあるけど。スネ夫から数時間後と思えばがんばっていると思う。まだまだ塗り途中だから、明日も楽しみ。

では、また明日。

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