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もう、本当に単純に。子育ての醍醐味は子どもの成長を感じる瞬間だと思った。

今日はゆるめに、ただの父親日記です。
京都から東京まで出向いたTCS(東京コミュニティ・スクール)の体験会。ずっとハイテンションだった娘は、やっぱり朝からテンションマックス。

でも、スクールまで後数百メートルというところで顔が能面のように無表情に。手も強張って、握ってくる力もギュと締めつけてくる。

わかるよ、パパもなんだか緊張してるから。

でも、なるべく平気な顔で手を繋ぎながら歩きます。

楽しみにしていたスクール。どんな人がいるんだろう。何をするんだろう。楽しめるかな。
けっして言語化はされないのだけど、その無表情の中には色んな気持ちが込められているんだろうと思う。たくさんの色を混ぜたら、最後には黒くなってしまうように。たくさんの気持ちが混ざって、表情がなくなっただけ。

スクールにつくと「体験の子はこっちに来てねー」と言われ、カチカチになりながら娘はついて行きました。

手が離れてしまえば、あとは数時間。何も心配なんてないはずなのに。

あれって、どうしてこんなにも心配になるんだろう。託児や幼稚園は、泣きながらの娘を引き渡してもあんまり心配にならなかったのに。

今日は、不思議と引き渡したあともそわそわと緊張し続けてしまった。

馴染めてるかな? 緊張してないかな? 孤立してないかな?

そんなことを、ずーっとモヤモヤしていた。
妻もやっぱり緊張していたようで、しばらくは二人でそわそわとしていた。

お昼すぎ。迎えた娘は、お友達もできたようですっかりゴキゲン。

「あんな、わたし『たのしかったことある人?』って言われたから手あげてしゃべったんやで! だって、手上げんとしゃべれんやん」
「英語書いたんやで!」
「お友達はな、自然にできるねん。いつの間にか、一緒にあそぼーってなる!」
「リレーもやったけどな、わたしコケなかったで!」

娘の口から溢れでる楽しかったエピソードの数々。
しまいには「京都帰りたくないー」と言いだす始末。

あぁ。ホッとした。こんなに緊張して、ホッとしたのっていつ以来だろう。
娘の話を聞いているのが楽しい。
眉間にシワを寄せながら、一生懸命考えて、話してくれるエピソードの一つひとつが宝物のように眩しく感じる。

あらためて、子育てって素敵な体験だなと感じるのです。大変なこともたくさんあるし、イライラすることだってあるのだけど。それでも。こうして成長を感じられる瞬間というのは、何物にも代えがたい。

では、また明日。

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