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私的、よく読まれた記事

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はじめましての方へ。おすすめ入りした記事など、わりと読んでもらえているなという記事をまとめました。もしよろしければ、自己紹介の代わりとして。
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#パパの子育て

家族と過ごす時間をつくるための時間術〜優柔不断で完璧主義でも定時で帰る方法〜

▷ 優柔不断で完璧主義だと仕事は遅いぼくは仕事が早くはない。 あえて「遅い」と書かなかったのは、ちっちゃなプライドみたいなもので、まあ普通だと思う。 早くない理由はいくつかあるのだけど、シンプルに分析すれば「優柔不断な完璧主義」というところ。完璧主義ゆえに優柔不断になるのか。優柔不断ゆえに完璧主義にならざるをえないのか。 「手を抜くことにもっと真剣になる」というのはわりと意識しているところで、そうしないといつまでも仕事が終わらない。。。 そんな仕事が遅いぼくだけど(面倒

子ども部屋の歴史から成長に合わせた作り方まで。

子ども部屋って面白い。 数多くの子育て家庭のモヨウ替えコーディネートをしていると、いつもそう思います。 子ども部屋って、ただベッドと勉強机を与えておけば万事OKってものでもありません。それは、多くの子ども部屋が物置部屋になっており、学習机が物置台と化しているのを目の当たりにするたびに思うことです。 そもそも、子ども部屋にはどんな歴史があって、どう使われていくのがいいのだろうか。そんなことを考えてみました。 「子ども部屋」の歴史について。 「子ども部屋」のフェーズ(子ども

長続きしなければ、やめたらいい。

「やる!」と決めたことが長続きしないのは、何でだろう。 娘を見ているとそんなことを思ったりします。 「欲しい!」と言って買ったオモチャにすぐに飽きちゃったり。 「やる!」って決めたマイルールをいつの間にかやらなくなってしまっていたり。 「お菓子つくりたい!」と言ってはじめたお菓子作りを途中で飽きちゃったり。 決めたことを、なかなか最後までやり通したり、継続させたりすることができません。 そんなある日、娘に言われました。 「パパ、最近ゲームやってないな?」 ドキッとし

たった3切れの卵焼きだけが入った、お弁当。

今日の娘のお弁当は、卵焼きが3切れだけ。 いつものお弁当箱に、銀色の余白がすこしさみしい。 たった3切れの卵焼きだけが入った、お弁当。 このお弁当にはちょっとしたわけがある。そして、これは娘が心から望んだお弁当でもあるのだ。 *** 昨日の夜。娘は突然そわそわとし始めた。 「どうしたの?」 「明日の幼稚園が嫌やねん」 娘が「幼稚園が嫌」という場合、たいてい理由は他にある。だからこういうときはじっくりと、彼女の本当の嫌がなんなのかを聞いていく。 「幼稚園の、なにが嫌な

男はメリットがないと家事をしないのか??

取材や、セミナーの依頼を受ける際「男性が家事をするメリットを話して欲しい」と言われることがある。 「メリット、かぁ」 たとえば、仕事の段取り力が高まるとか、人の気持ちがわかるようになるとか、育児なんかだったらコミュニケーション力がアップするとか、よく言われるし、実際そういったことってあるのだと思う。 たとえば、これは育児だけど、大好きな本に「育児は仕事の役に立つ」という本がある。 この本を読んで「育児ってめっちゃ仕事でも活きるんだ!」と思った人も多いだろうし、ぼくもた

パパは「俺は家事育児ができない」をもっと真剣にとらえ直すべき。

「俺はほら、料理とか全然できなから」 「洗濯もさ、色柄とかわけるの? 干すのだってなんだか怒られるし」 「片付けも苦手。べつに埃があったって死にはしないじゃん」 OK。家事が苦手であることも、嫌いであることも、しかたがない。 男だろうと、女だろうとなんであろうと、嫌いなものは嫌いだし、苦手なものは苦手だろう。べつに得意になる必要も、上手になる必要もない。 だけど、自分が苦手だからというだけの理由で、その負担をパートナーに押し付けているんだとしたら、それはちょっと話が違う。

これから子育てする親が、子どもの事以上に気を付けなくてはいけない事。

記念すべき第一子が産まれ、これからはじめての子育てをするパパ、ママへどうしても伝えたいことがあります。 それは、 何よりも、親の体調を第一に。 と言うこと。 子どもが産まれたばかりで、可愛くて、愛しくて、でも色んなことがとにかく不安だったり心配だったりすると思います。わが家も、出産後数日で娘の黄疸の値が下がらずに急遽転院して入院したり、授乳がなかなかうまくいかなくて大変だったりいろいろありました。 はじめての育児は、命を育むプレッシャーと、24時間ほぼ休み無しのブラック環

”信じる”技術

「信じるのが大切なのはわかっていますが、それだけじゃ子どもは変わらないと思うんです」 その言葉を投げかけた女性を見ていたら、ふと母のことを思い出した。 僕の母はとにかく心配性だ。 何をするのにも口を出し、手を出し、危険から守ろうとしてくれていた。 遺伝なのか、そんな母に育てられたからなのか、たまたまなのか。3歳の娘の子育てをしている僕も、同じように心配性なところがある。 「これハサミでチョキチョキしていい?」 最近覚えたてのハサミでお菓子の袋を空けてみたい娘が要求してきた

模様替えのレシピ〜この間取りあなたならどうする?わが家の可能性を広げる3つのアイディア〜

子育て家庭のための模様替えのレシピ。 初回は間取りの可能性についてです。同じ間取りがテーマによってどの位変わるのか、配置の可能性を探ります。 模様替えをしたいなって思っている方はぜひ参考に! □よくある基本の間取りパターン □① キッズスペースの最大化!大人も子どももそれぞれゆったり □② コミュニティカフェ風!お友達がよく来るならこれ! □③ フレキシブルで合理的な共働き夫婦オススメパターン 同じマンションの同じ間取りタイプのお友達がいる方なんかは「うちとぜんぜん違う」

娘と一緒に死について考える。

きっかけは、娘と見ていたアニメのセリフだった。 「人生はあっという間」というようなセリフ。 「”じんせい”ってなに?」と娘がぼくに聞いてきた。 「人が産まれてから、死ぬまでのことだよ」 「みんな死ぬの?」 「そうだね、みんな死ぬね」 「死ぬってなに?」 死ぬってなに? そう聞かれて少し答えにつまった。4歳児にもわかるように答えるにはなんと言えばいいのだろうか。 もう二度と動かなくなること? 心臓がとまること? 細胞が活動を停止すること? もっとライトな表現もあるだろ