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講師に必要なのは「行動の変化」という視点

気持ちよく話している講師の人を見ると「ちょっと違うなぁ~」って感じることがあります。今日は気分が乗っている。もっとサービスしちゃおう。

勢いは大事ですが、自分にばかり注目を向けるのはマズイ。

視点が自分(講師)に向いているのか。
他者(受講生)に向いているのか。

その違いって凄く大きいのです。

人前で話すときに、次のように感じることはないでしょうか。

・自分にスポットライトが当たっているという錯覚
・みんなが見てくれているという錯覚
・上手く話せて、みんなが喜んでくれている
・賞賛されている

こういう感覚を持ち始めると
ちょっとまずいなぁ~と思います。

人前で話すことのゴールを「上手く話すこと」に定めてしまう。

上手く話せているから、褒めてくれる。
上手く話せているから、感動してくれている。

いわゆる「講演会」はそれでいいと思います。

そこは、自分の舞台であり、みんなが注目してくれている。
主役は自分であり、演出も凄く大事。


一方企業研修やセミナーはどうでしょう。

それらは、講師のための舞台ではありません。
その場は、受講生のために存在します。

注目すべきなのは、受講生の行動の変化です。

どんなにいい話をしても、行動が変わらなければ、そのセミナーや研修に意味が無かったと考えます。100人が聞いて、全員が実践できるかどうか。それって正直……難しいです。

メルマガのセミナーで、活用方法を話しても、実際にメルマガを出す人って、高くても2~3割くらいです。だから、メルマガのセミナーは減らしています。

一方、ビジネスメール関連セミナーであれば、今使っているわけですから、すぐに行動を変えることが出来ます。

このように即実践型のセミナーは、受講生がどのくらい実践してくれるかが勝負。

話が下手だったとしても、相手が行動を変えたならば、そのセミナーは意味があったと考えます。逆に、満足したけど、何も行動が変わらないならそのセミナーの意味は少ないと考えます。

かなりシビアな見方かもしれませんが、話すことやこなすことを目的にしてはいけないのです。対面の時も、オンラインの今も、ずっとこの考えは変わっていません。

受講生がどうやったら行動を変えてくれるか。
お金に見合った価値をどうやったら提供できるか。

そこを考え続ける必要があるのです。


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