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能力よりも効率を上げるべき

もっと、たくさんの仕事をこなすなら、能力と効率どちらを上げるべきだろう。そんな漠然とした問いの答えを自分なりに考えていました。

昨年までは、毎月10本くらい講演やセミナーがありました。それでも、結構大変だなぁ~という印象。それが今月(2021年3月)は、1か月で22本もやっています。私の能力が飛躍的にアップしたのでしょうか……。

その答えは完全に【NO!】ですよね。

変わったのは、能力ではなく効率。仕事の効率が2倍以上になったから、
これだけの案件がこなせているわけです。

効率って言うとどんな印象があるでしょう。

冷たいとか、優しさがないとか、機械的だとか……。なんだか、こんなネガティブな印象があるように思います。

「効率を考えて仕事をしようよ」
「もっと無駄を省いていこう」
「生産性高めないと」

なんて言うと、相手は嫌な顔をするはず。

でも……たくさんの仕事をやろうと思ったら、生産性って大きなキーになると思います。

根性で仕事をこなすんだ。
情熱で仕事をこなすんだ。
独力で仕事をこなすんだ。

その方が、なんだかカッコイイ気がします。でも、それだと長持ちしないと思うんです。それを5年、10年続けてみて下さい。ドンドン疲弊していくことが目に見えています。

今までの倍の研修がこなせるようになったのは、いろいろと理由があります。

一つは、オンラインのため、移動時間が無くなった。これって、凄く大きいです。あとは、新ネタのセミナーはほぼ受けなくしています。これも実は大きいんです。過去の資料から流用して土台が作れる。そのようなセミナーじゃないとやりません。

仮に3日間使って資料を作り、リハーサルなどの準備もする。そうして、うまれた売上には、充実感も感じるでしょう。でも、ありものの資料でほぼ準備なしでやったセミナーだと1~2割くらいの時間で同額の売上がうまれるわけです。

楽しい仕事も重要です。充実感のある仕事も重要です。

でも……充実している割に経営が不安定というのは、やっぱり私としてはNGなんです。


人の能力は、簡単に倍にはなりません。でも、効率って、簡単に倍になります。私はそれがわかっているので、常に効率に目を向けています。


「研修資料をもっと楽に作れないかな」
「メルマガの原稿作成の時間をあと2分減らせないかな」
「毎日noteにアップしているのを楽にできないかな」
「ダウンロードの時間をちょっとでも短縮できないかな」

工場の効率化と同じで、自分の作業を1分、1秒減らせないかと考えて向き合っています。


たとえば、4月1日から始まるビジネスメール実態調査の告知。この1通目のメールは、この5年間ほぼ一緒です。それできちんと反応が取れるとわかっているので、数字だけを書き換えて送っています。1年前に配信したメールを見ればOK。

効率を考えつつ、1年後もっと楽できる方法を考えているのです。

もっと楽してもいいんです。

というか、自分を楽させてあげてくださいね。

これが本当に大事ですので。


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