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ブランド構築は逆算で

昨日のテーマ『自分のことが客観視できないなら』の続編。

今日のテーマは、どうやって自分のブランドを作るかです。

自分のブランディングをしようとしたときに
必ずといっていいほど、内なる声が止めに入ります。

はじめに「メルマガコンサルタント」と名乗ったときもそうです。

「中途半端な実力なのに、それで名乗るのか?」
「まだメルマガを出し始めて、1年じゃないか」

それでは一歩を踏み出せません。

そんなときに、客観視の出番。
脳内に架空のAさんを作り出します。

Aさんの事はよく知りません。
でも、次のような情報が聞こえてきたとします。

・起業してまだ3か月
・メルマガコンサルタントというか肩書きらしい
・メルマガに関して、日経新聞から取材を受けた
・読者数が1万人を超えている
・メルマガのノウハウ動画を300本売ったらしい
・コンサルティングで結果を出しているらしい

こうして自分が持っている実績を書きだして、それを架空のAさんに移植します。頭を空っぽにして、先入観無く情報と向き合います。

すると……

「これだけ実績があれば本物だな」
「これだけ支持されているなら安心」
「自分も頼んでみたいなぁ」

なんて思えてくるから不思議です。

起業してたった3カ月であっても、それは気になりません。
むしろ勢いがあっていいじゃないか!って思えました(笑)


こうして客観視して、他人だったら認められると実感。
そのため、自分のブランディングを強化する方に進めました。


「ビジネスメールの専門家」としてブランディングしたときもそうです。

何があったら、専門家に見えるかなぁ~。
私と同じくらいメールを知っている人は五万といる。

本を出していたら、専門家に見えるかなぁ。
いや……1冊だったら、たまたま出せる人もいるだろう。

じゃあ、3冊……それもできそうな人がいる。
それなら、5冊でどうだ!?

5冊書いていたら、本物っぽく見えるだろう。

本だけだったら、ただの物書きにしか見えないかなぁ。
やっぱり、セミナーをやっているとかメディアに出るとかが必要では?

こんな感じで自問自答を続けます。

その結果、私が出した条件はこちら。

・メールに関する本を5冊出版
・月に1回は、取材を受けている
・取材の累計数は、50回
・月に1回、公開セミナーを開いている
・アクセスの多いサイトを持っている
・メールに関する調査データを持っている

ここでまた、架空のAさんの出番です。

Aさんがこのような実績を持っていた場合、私は専門家として認めるだろうか?私の答えは……「絶対認める!」でした。

これが決まったらあとは簡単。
やるべきことはシンプルです。

どうやったら、次のメールの本を出せるだろうかと考え企画を作り、出版社社に持ち込みます。

ウェブサイトは、ひたすら記事を書き溜めて毎日のようにアップします。

今でこそコンテンツマーケティングだ!なんて言われていますが
私が取り組んだのは、2005年です。

(今思うと先見の明があったのかも・笑)

そこで作ったサイトがあるからこそ
今、「ビジネスメール」という言葉で上位をとり続けています。

ブランドの要素を決めたら、あとは細かい作業をやるだけ。
そしてそれを続けていったら、小さなブランドができます。

「平野さんと言えばビジネスメール」

ではなく、

「ビジネスメールと言えば平野さん」

という状態を作ることができています。

結局、逆算して、やること決めてやるだけ。
実践塾シェアクラブ出だしているノウハウもすべてここにつながります。


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