エディンバラ大学大学院留学体験記~その18 St Andrewsに行った話~
突然ですが、セント・アンドルーズという地名を聞いたことはあるでしょうか。スコットランドの町の名前です。
今回の記事ではそのセント・アンドルーズに行ってきた話について書こうと思います。
どこにあるの?
下記の地図の赤いピンで示されたところがセント・アンドルーズの位置になります。
エディンバラよりも少し北にあって、海の近くにあるって感じですね。
エディンバラからは電車で言って2時間かからないくらいという距離感でした。
セント・アンドルーズに行った理由
セント・アンドルーズかカンガルーズだか知らないけど、そんなところになぜ行こうと思ったの?という声が今にも聞こえてきそうです。
理由は、友人がセント・アンドルーズの大学に通っているからですね。
サイトウに友達なんているのかよって思ったそこのあなた、失礼ですよ。
私は大学の授業が始まる前に語学学校に少し通っていました。
その語学学校で日本語を学んでいたハルという青年となんやかんやで知り合うことになり、そこから今回の旅行につながったというわけですね。
語学学校については別の記事で書いているのでぜひ読んでください。
ハルは博士課程の学生で、日本映画を専門で学んでいるらしいです。
映画を専門に大学の博士課程まで学んでるってすごいですよね。しかも日本映画。
好きな映画は何か聞いたところ、松本俊夫の『薔薇の葬列』という作品が好きらしいです。
誰の何やねん。
日本映画専攻って聞いたから、てっきり黒澤明とかそういうビッグネームが出てくるのかなと思いきや。松本俊夫も『薔薇の葬列』も聞いたことなかった。
でも軽く調べてみた限り作品はとても面白そう。
Wikipediaには「裏オイディプス物語」っていう風に書かれていました。
これだけで面白そうってなりますよね。
松本俊夫さんはアバンギャルド映像作家と呼ばれているみたいなので、かなり尖った作品なのかもしれません。
Amazonで見ようと思ったら作品群になかったので、もし観ることができた人がいたら教えてください。
余談ですが、ハルにお勧めのイギリス映画はHot Fuzzとのことでした。
私も見てみましたが、面白かったです。
さすが映画専攻しているだけあって、普通の映画とは一味違いますね。
好きな映画は『ショーシャンクの空に』ですとか言っている奴らに本当の映画好きとはどういうことか見せつけてやってほしいぜ。
ちなみに私の好きな映画は『超ケロロ軍曹 奇跡の時空島』です。SDガンダム三国伝と同時上映されてたやつですね。
観光
出発はHaymarket駅から
10時過ぎにエディンバラにあるHaymarket駅に集合しました。ここから私たちのセント・アンドルーズ旅は始まったのです。
駅の中はすごく簡素で、改札とちょっとしたお店が一軒あるだけという感じ。
電車は大きく遅れることなくほぼ予定通り出発しました。
途中、大きな橋を渡ることがあるのですが、なかなかいい景色でした。
イメージとしては瀬戸大橋みたいな感じでしたね。
到着
セント・アンドルーズの最寄り駅であるLeucharsという駅で降りて、そこからはバスで市街地まで行きます。
Leucharsという駅の周辺は全く何もなかったですね。見渡す限り平原です。
お散歩
セント・アンドルーズは非常にコンパクトな町で、非常にかわいいです。
エディンバラもそうですが、ただ歩いているだけでも楽しいですね。
昼食
セント・アンドルーズに到着したのが12時前くらいだったので、40分ほどぶらついてランチを取りました。
Cottage Kitchenというおしゃれカフェに入りました。
メニューはこんな感じ。
食い物のメニューはBitesっていう風に言うんですね。Mealとかじゃないんだ。
私はBIGGER BITESからSausage Rollを、LIGHT BITESからCullen Skink(カレン・スキンク)を選びました。
ハル曰く、Cullen Skinkはスコットランドの名物料理らしいです。
Sausage Rollの感想としては、ミートパイですね。
ホットドック的なやつを想像していましたが、あいつはソーセージの顔したミートパイです。
イギリスの飯は不味いって言われますけど、普通にうまかったですね。
Cullen Skinkは、めちゃくちゃ美味かったです!!!!
もしセント・アンドルーズに行く機会があるなら絶対に食べてほしいレベル。
いま思い出しただけでもヨダレが出そうです。
もう一回食べたい。
大学散策
ランチを食べた後は、ハルが通っている大学、セント・アンドリューズ大学を案内してもらいました。(どうでもいいですけど、セント・アンドルーズなのかセント・アンドリューズなのか表記を統一してほしいですね。個人的にはセント・アンドリューズ派です)
セント・アンドリューズ大学はオックスフォード、ケンブリッジに次ぐ、イギリスで3番目に古い大学です。
英国王室のウィリアム王子とキャサリン妃もここで学び、出会ったらしいので、ロイヤルロマンスの地とも言えそうですね。
海沿いを散歩
大学を散策した後は、海沿いまで歩いていきました。
町と海がこれだけ近い距離にあるのは良いですね。
自然とバランスが取れていてすごく心地よいです。
海沿いを歩くと、近くに廃墟のようなものもあって、なかなか乙でした。
ゴルフの聖地
セント・アンドルーズと聞いて、真っ先にゴルフを思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。
ゴルフの全英オープンがプレイされるのがセント・アンドルーズらしいです。
ゴルフ全然やらないのでわからないですけど。
なんかこのOld Courseというのが使われているらしいですね。
ゴルフ出来るわけねえだろっていうくらい風強かったですけど、その強風の中でやるゴルフが乙なんですかね。
知らんおっさんの銅像とかもありました。
トム・モリスっていうおっさんらしいです。なんか4回優勝したらしいです。
ちなみに吉田沙保里がオリンピックで金メダルを取ったのが3回らしいです。
まとめ
今回はセント・アンドルーズを旅行した話でした。
スコットランドの中でも名前は聞いたことがある人が多いそこそこ有名なスポットだと思います。
Cullen Skinkは絶品なので、もしセント・アンドルーズに行くことがあればご賞味あれ。
#Cullent Skinkはスコットランド名物だからセント・アンドルーズじゃなくてもいいのかも