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イラストレーターを目指して約2年で、書籍カバー・挿絵・雑誌のお仕事をするまでにやったことすべて

イラストレーターの北川ともあきです。

僕は2年半ほど前まで、フリーランスのWEBデザイナー(兼グラフィックデザイナー)として細々と活動していました。

そして2018年の6月ごろ、唐突にイラストレーターを目指し始めました。

イラストレーターを目指そうとしたきっかけは2つあります。1つはWEBデザイナーの仕事で求められるスキルの移り変わりが激しく、「5年後10年後に今学んでいることがどれだけ価値ある技術として残るのかな」と疑問に思ったこと、もう1つは10年ほど前からイラストレーターという職業になんとなく憧れを持つようになっていたことです。

とは言ってもそれまで絵のお仕事はまったくしたことがなく、趣味で絵を描いたりはしていたもののお金をいただけるようなレベルではまったくありませんでした。そういう意味ではほぼゼロからのスタートだったと言えると思います。

この記事では、僕がイラストレーターを目指し始めてから約2年ほどで

・書籍カバーイラスト
・書籍カットイラスト
・雑誌カットイラスト
・医療系パンフレットイラスト

など、駆け出しの頃には「できたらいいな」という憧れでしかなかったお仕事に、携わることができるまでにやったことを振り返ってみました。

「とにかく描いて、営業するだけ」というシンプルかつ強力な方法でもちゃんとお仕事に繋がりますし、僕以外にももっと時間をかけずに効果の高い方法で活躍されているイラストレーターさんもたくさんいらっしゃいます。

ただ、「イラストで書籍や雑誌のお仕事をしてみたいけど、何をやればいいのかまったく分からないな」という風に思われている、主にこれから実績を積み上げていきたい方には何かしら参考になることがあるかも知れません。

僕のやり方に再現性があるかどうかは分かりませんが、少なくとも僕自身は「僕と同じようなやり方をすれば、今の僕以上にお仕事を軌道に乗せることも難しくないのではないか」と思います。

かく言う僕も、初めはどうやってお仕事が得られるようになるのかまったく分かっていませんでした。

僕を知らない方のために、主な実績を書いておきます。(すべて敬称略)

(1年目)
・「ひつじアフィリエイト」Google Adsense講座 図解イラスト
・「育児ケア オンライン」カットイラスト
・(株)マイナビ『暢遊日本』特集ページ カット
・JTBパブリッシング『せかたび ハワイ』見開きイラスト
(2年目)
・JTBパブリッシング『せかたび ニューヨーク』イラスト
・製薬会社 患者様配布用冊子カットイラスト
・日本実業出版社『タダでテレビに取り上げられる方法』本文イラスト
・新星出版社『ワインの絵事典』カットイラスト
・株式会社オカムラ様 展示会用イラスト
・株式会社オカムラ様 イベント用イラスト
・yorikoさんプロデュース オリジナルブレンドコーヒーパッケージイラスト
・日本実業出版社『復職後再発率ゼロの心療内科の先生に「薬に頼らずに、うつを治す方法」を聞いてみました』カバー&本文イラスト
(3年目)
・『レタスクラブ』9月号「正しい夫婦喧嘩のススメ」特集イラスト
・イオンカード会員誌『mom』10月号「お酢」特集 見開き&カットイラスト
・日本能率協会マネジメントセンター
 『ストレスとうまく付き合う100の法則』帯&本文イラスト
・KADOKAWA『お気楽ひとり暮らし。』カバー&本文イラスト
・きずな出版『7秒うがい』カバーイラスト
・朝日中高生新聞2020年12月6日号 特集記事メインイラスト

3年目に入ったあたり(2020年7月ごろ)からドドッとお仕事が増えてきたので3年目前半の実績も少し入れました(すべて書くことが難しくなってきたのでいくつかピックアップしています)。今は3年目の後半に入って少し過ぎたあたりですが、ありがたいことにご依頼の数はどんどん増え、スケジュールの関係で半分以上お断りをしなければならないほどになりました。

それではこれらのお仕事をいただけるようになるまでに僕がやったことをすべて解説していきます。

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