幻のオムライス

熱で眠り続けて以来、ずうっとよかった寝つきが悪くなり、それなら仕事したらいいじゃない。とかやっていたら、朝まで寝つけなかった。（ちなみに眠れないくせに眠いみたいで、頭は回らなくって仕事はあんまり捗らなかった）完全に自律神経が変である。とりあえず３時間くらい寝て起きて、そのまま過ごそうと思ったものの、睡眠不足では全く頭が働かず作業ができないから困る。仕方がないのでもう少し寝てから仕事をする。

しばらくコンビニくらいしか出かけていなかったので、さすがに限界を迎え、今日はいくつかの予定を回る。なんだか最近寒くって、最低気温がマイナス6度とかだったので（都内はマイナスなんていかないらしいね）、ちょっと寒気を感じたり、思ったより体力が落ちていてふらーっとしたり、「すぐ帰ろうかな」とか思ったりしつつ、徐々に身体があったまって元気が出てきた。

「そうだちょっとしっかりめにご飯を食べよう。」と思い立ち、ここ数日食べたくなったオムライスを食べにものすごくひさしぶりの町中華へ。意外と量が多くって、1人前を食べただけでものすごい満腹感。苦しくて帰ってすぐちょっと寝る。何がすごいって、隣の決して若くはないカップルが、大盛りオムライス、大盛りラーメン、オムライス、ポークソテーを平らげていたこと。大盛りラーメンだけでものすごい量で、「ああ、それを2人で食べるのね」って思っていたら、次々と新たなお皿が運ばれてくるのを見て、ちょっと胸焼けしたわ。胃が丈夫ってすばらしい。

オムライスは味が濃いめで、それだけでふだん薄味のものばかり食べているわたしにはパンチ力があった。ケチャップライスだけで充分だったので、上にかかっていたケチャップはきれいによけて食べた。自分でつくるオムライスはそもそもケチャップライスにしないし、もししたとしても少ししか入れないだろうから、やっぱりザ、オムライスはお店の味なんだよね、私には。学生のころにものすごくおいしいオムライス屋さんがあって、数年前に行ってみたら無くなっていて、残念だった。もうあの味は食べられないんだ。ほんのり辛い大人のオムライス。また食べたいな。