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ビジネス、日常でも「2」が重要だという事
こんにちは。ビジネスマンなら数字管理は必須。こういう都市伝説に似た、謎のプレッシャーを受けている方、多いと思います。受け流しましょう。
さて、今回はそんなシャチホコ張った考えから離れたお話です。
とある若手時代、機械部品の購入申請を書いていたところ、想定よりも金額が張ってしまい、書く手が止まってしまった事がありました。
「業者と交渉したのか⁉」とか怒られそうだな〜、でも納期のデッドラインから今日中に社内に回さないとな〜
そんなフリーズ状態の私を不審に思ったのか、背後から声が…
「何だ。この申請書まだ回してないのか。」上長登場です。
「……。」
「見積出たのか。良し。このセット、2セット発注しろ。」
「⁉。2セットですか?(1セットでも予算オーバーですが…)」
「そうだ。新製品に使うんだから、何かあった時用に1セット余分に発注だ。必要なモノはそろえる。それだけの話だ。」
毛嫌い上司が、転じて頼もしく見えた瞬間でした。あくまでも一瞬ですが…
これと似た話を、『宇宙兄弟_11巻』で読み、「2」の重要性に気づきました。
NASA訓練において、疑似着陸船を創作するにあたり、主人公がチームに言います。
「いや、これだと1機作るのが予算の限界だ。失敗できない。」
「失敗して壊れるのが前提で、最低でも2機作れるくらいの余裕があった方がいいよ。」
緊急、予備的に「2」を用意することも重要ですが、
状況の好転にも「2」は活かせます。
プロジェクト管理で、穴あき船体状態の遅れに対して、他の部署もキツイが一時的に補修「2」人を投入し、指揮官の自分は荒天を抜ける指示を出す。
1人だけでは、一緒に穴を塞ぐだけで状況は好転しない。
(1名のヘルプだけで状況打破が出来れば、最初からやってるよ!と、上役に言いたい…まぁ言いませんが……。)
やるか、やらないか=「2」を投入するか、しないか
↑を意識すると、以前よりも思い切りの良い判断が出来る感覚があります。
以上、
「2」って大切だよな〜という話でした。
ちなみに、「宇宙兄弟_32巻」でも「2」にまつわるエピソードがあります。
秀逸なので、ご機会あれば紹介させていただきます。
それでは!
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