悩み

ある講演会で聞いた話。
何か問題がある時、その先にあるのは、

  • 解決する

  • 逃げる

  • 共有する

  • 保存する

  • 忘れる

の5パターンだそう。

で、大抵の人が頭の中にある問題を「解決する」の一択でどうにかしようとするのだけど、一つの問題は、関係ないはずの別の問題も引き寄せてしまう性質があるから、長引くとこんがらがって”悩み”という状態に発展してしまうのだそう。

”悩み”の状態になったら、もう複数の問題が絡まっているので、頭のワークスペースが容量オーバーになってしんどい状態に。

そして、不安になったり、眠れなくなったり、、

例を出すと、
旅行に行く時、キャリーケースの中に入れたい荷物を思いついたままに入れるのと、入れたい荷物を一旦テーブルの上に並べて入れるのと、整理が上手い人は後者のやり方をする。

問題や荷物を全部取り出して、冷静に遠くから眺めてみる。

そんな話を聞いて、しんどい時にジャーナリングで救われたことを思い出した。

去年の夏くらいだったか、色々なことがうまくいかない時期があった。
予定していたことが立て続けにうまくいかなった時、複数の問題がこんがらがって連鎖して、なんだかわからないような大きな悩みになっいて、もう生きていたくないとまで思っていた。

どうしようもなくて、ジャーナリングして、自分が思っていることを全部全部書き出した。もう忘れてしまったけど、絶対誰にも見せられないような内容だったと思う。

そうすると、問題の先に一択しかないと思われた”解決”以外の方法が見えてくる。

  • 逃げる
    (別に今すぐ解決しないといけないわけではないかも。別案もここに入るのかな)

  • 共有する
    (もう1人の自分と共有してみる。尊敬する人がいるときは、その人だったらなんていうか?頭の中で共有していもいい)

  • 保存する
    (書き出したことで、紙に保存されたのだから、もう頭の中に保存しなくていい)

  • 忘れる
    (紙に書いたのだから、その問題は頭の中から忘れてもいい)

こんなふうにジャーナリングで、紙に問題を書き出すことで、頭の中のワークスペース容量に余裕が出て、正常に稼働するようになる。

デジタル好きな私でも、こればっかりは実際の紙に書く必要がある。

脳の構造って面白い。





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