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DXの勉強その49-推進体制の整備-

こんばんは。DXエンジニアを目指す荒巻智隼です。

今日もDXレポート2を読んでいきます。今日は短期・中期・長期と進め方を考える必要があるDXにおいて短期的に対応する際にどんな体制の整備が求められるかという内容です。

前回の投稿

DXレポート2

DX推進に向けた関係者間の共通理解の形成

DXの推進にあたって、経営層・事業部門・IT部門が協働して変革にむけたコンセプトを描いていく事が求められる。協働という形で進める以上は、DXはどういったもので、どのように役に立つのかといった話は共通理解を持っておく必要がある。

デジタルを用いたビジネス改革においては、経営層の課題を技術とデータで解決するものと、デジタルの活用によりまったく新たなビジネスを模索していく2パターンがある。それぞれの得意不得意でアイデアを出し議論を深めていく事が大切になる。

また対話をスムーズに行うための環境作りも求められる。

CIO/CDXOの役割・権限等の明確化

IT部門が事業部門の現行業務の支援に留まらないように、適切なリーダーシップを取れる人材が求められる。そんな時に経営層と対等な立場で対話をしデジタル技術などを戦略的に活用していく事をリードするのがCIO/CDXOである。

そのリーダーシップの中では新規導入に限らず、場合によっては不要な業務プロセスの廃止・廃棄の検討決断を行う必要がある。

遠隔でのコラボレーションを可能とするインフラ整備

短期間で市場に製品やサービスを投入するスピード感を作っていくためにコラボレーションのためのインフラ整備は必要である。他社も含めた既存のサービスを繋げて使っていく事で価値創出がしやすくなる。

特定の領域で強みを持つ外部の技術者を頼っていく場合にも必要である。

地理的に離れているというデメリットをなくしていき、人材の能力を柔軟に扱えるようになっていく事が求められる。

この投稿の〆

基礎を作って、トップを決めて、その中間層を柔軟に埋めてゆく。

このような3つのトピックでしたでしょうか。

おそらく共通理解の話とchiefの話はある程度関連性があるかと思います。共通理解を作ろうとする過程で勉強や社内環境に照らし合わせた発想もすすむと思いますので。

特にインパクトが大きくなるのは遠隔でのコレボレーションが出来るようになる事だと思います。これは社内の人がリモートワークがやりやすくなるというのも大事かと思いますが、それ以上に土地にしばられない人材の流動性の向上が強みだと感じます。どこにいても世界中の誰とでもお仕事が出来るわけです。

組織側・個人側どちら視点でもよい環境の発掘し合いがしやすくなりますね。

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