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実験な生活「オチをつけない実験」

珍しく、やや長い期間で様子を見ている実験である。
とは言っても、1ヶ月弱程度の。

従来はメールでもメッセンジャーでも、やり取りの後には、ある程度の纏めや締めくくりを入れていたが、それを止めて投げっぱなしや放置を行なってみている。

人間(私だけの場合も有るが)、なんとなく纏めて落ち着けたほうが安心するかもしれないが、それと同時にその先から何も考えなくなってしまうかもしれないと、思い立った次第である。
人によってはそれを、「え、普通のことだろ?」と考える人も居るだろうが、なにぶん当方は初期設定からハイリーセンシティブな性分ゆえ、それが出来なかった。

フェルデンクライス・メソッドの創始者の「モーシェ・フェルデンクライス」もレクチャーの際に説明し過ぎたなと思った時には、
“ああ、お喋りが過ぎた。皆さんの学びを奪ってしまう、悪い教師になるところだった。良い教師は口をつむぐ時を知らなければなりません”
的な感じで纏めているエピソードもある。

なんでも、1から10まで伝えなきゃいけないわけではなく、相手に合わせながら搔い摘んだ半分でも良いし、順番を入れ替えても良いだろうし。
すぐに出る言葉が良いわけでもないだろうし、時間を経て纏まるものや整理されるもの。また、違う選択肢が現れたりと。

そんな訳で、放っておいた方達に声を掛けるか。
って、単に自分が寂しいだけだったりするのも、ある。



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