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【混浴】元湯甲子温泉 旅館大黒屋(福島県)その1

女性の入りやすさ(5点満点中0.5点!)
☆☆☆☆☆
女性はちょっと入りにくいかもしれませんが、
お風呂は文句なしの★★★★★です!

元湯甲子温泉 旅館大黒屋の紹介です。

湯浴み着、バスタオル巻き絶対NG

私の大好きな全裸で堂々と入れる混浴温泉です!

ずっと行ってみたかった温泉に、やっと行くことができました。
脱衣所がついたてしかないとか、バスタオル巻きNGとか、難易度が高そうなので、これはチャレンジしなければ!と、謎の使命感をずっと抱いておりました。

引き戸を開けたらすぐお風呂

この写真の引き戸を開けると、右側にトイレ、正面にさらに引き戸があります。
2つ目の引き戸を開けたら、いきなりドーンとお風呂が!
思いもかけない光景が広がっていて「え、ちょっと待って」と、まず一回閉めました。笑

大体の温泉って、戸を開けたらまず脱衣所だと思うんですよね。そうではなく、いきなりお風呂が見えたので驚きました。
しかも男性が1人、入浴されていたので、「あっ、失礼しました」みたいな気持ちになって閉めてしまいました。

気を取り直してもう一度、戸を開けてみます。
入ると右手に脱衣所がありました。
脱衣所はこの1か所だけなので、男女一緒。
ついたてといっても簡易なものではなく、しっかりしたつくりになっていて、お風呂側からは体の部分は見えません。

正直、このついたてなら全然余裕じゃんって思ったんですが、新しく作られたものみたいですね。

2017年出版「大黒敬太が選んだニッポンの混浴温泉100」より
いつ撮られたものかは不明
写っているモデルさんにモザイクかけてます

昔に撮られた写真を見ると、腰から下がなんとか隠れるかなという高さのついたてなので、この時代にチャレンジしてみたかった!笑

女性はなかなか勇気がいる雰囲気かもしれませんが、湯船がとても広いので、そこまで混んでいないかぎり他のお客さんと接近することもないと思います。
その点では、湯船が仕切られている長寿館より入りやすいかも。
とはいえ、脱衣所が男女一緒なのは抵抗がある方もいるでしょうし、何より外から入ってきた人にいきなり入浴しているところを見られることになるのはちょっと驚くかもしれません。

100段の階段

この前日は明賀屋本館に泊まっていました。
明賀屋本館は88段の階段を下りて露天風呂に行きます。

旅館大黒屋の「大岩風呂」は、なんと明賀屋超えの100段の階段を下りていかなくてはなりませんでした。
たまたまとはいえ、どうしてこんなにすごい階段の宿に続けて泊まることにしてしまったのか…。
2泊3日でかなり足の筋トレをすることができました。

旅館大黒屋、本当に細かいところまで気が利いている宿でした。
「大岩風呂」へ行くためには、外に出なければいけないのですが、コートや長靴が大量に用意されているという、この気遣い。

このほかにも至る所に気遣いが散りばめられていました。
その2でも紹介したいと思います。

さて、100段の階段を下りていきます。

外に出ると、阿武隈川が見えます。
写真を撮り忘れましたが、傘もたくさん用意されていたので、雨が降っていても安心です。

橋を渡った先に混浴の「大岩風呂」があります。

混浴の「大岩風呂」の隣には、男女入れ替え制の「櫻の湯」があります。
「大岩風呂」の女性時間に男性が入れるようになっています。

「櫻の湯」の脱衣所
「櫻の湯」

お風呂の時間配分は、かなり女性に配慮していると感じました。混浴の「大岩風呂」の女性時間も朝と夜に2時間ずつ設定されています。

内湯の「恵比寿の湯」も素敵でした。
特に露天風呂が小さいけれどすごく良かった!

まずは女湯。

ここには桜の木が植えてあったので、満開のときに入れたら最高だろうなぁ。

女湯の洗い場
女湯の脱衣所

男女入れ替えとなる夜の時間、もう一つの「恵比寿の湯」にも入りました。
この時間は混浴の「大岩風呂」が女性時間になっているので、きっと女性はみんな混浴に行っているのでしょう。内湯は誰もいませんでした。

そして、混浴の時間になったら「大岩風呂」へ。

翌朝もゆっくりと楽しみました。

深さのある湯船ですが、縁には段差があり、腰かけてゆっくり浸かることができます。
真ん中に子宝の石があって、それを触ると子宝に恵まれるという言い伝えがあるそうです。
貸切状態になったときには、罰当たりかもしれませんが、子宝の石に座って、こんな広い湯船の真ん中でのんびりゆったり満喫させてもらいました。

つづく!

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