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ケニアでアフリカの洗礼を受けぶっ倒れた話(海外旅行病気対応編)

こんにちは!もす☕@ケニア(昨日まではウガンダ)です。アフリカ25日間の旅。様々なことがありすぎて、鮮明なうちにアーカイブしておきたい。

そういう思いで、誰の何に役立つとか全てスルーして、書きたいように書いておこうと思います。今回は、異国の地で病気にかかり、結構いろいろ大変だった話をまとめてみます!

最高のサファリ体験の帰路。突如身体に異変

1泊2日のケニア中央部の保護区、「Ol Pejeta(オルパジェータ)」で最高のサファリ体験を満喫した帰りの車の中、突如、頭痛と倦怠感が押し寄せて来た。

異国の地で、慣れない生活やアクティビティを体験した疲れが出たのか、熱中症になっちゃったかなと思いつつ、帰路は我慢していたけれど、ホームステイ先に戻ったら39度の熱と激しい腹痛に襲われました…。

海外旅行で発熱・腹痛はあるあるかもしれないけど、いざ自分がそうなると、苦しいのなんの。

発熱、腹痛(下すやつ)に見舞われ、御手洗いと寝室を何往復もする。COVID-19かと思ったけど、にしては、腹痛が激しすぎる。 異国の地で、これはキツイなと痛感。

東アフリカ最大の病院の緊急外来へ

翌朝目覚めても体調回復せず、意識朦朧としながら、The Aga Khan University Hospitalの緊急外来へ。

6/1がケニアの国民の休日だっことが幸いし、家主のネイティブスピーカーと共に、東アフリカで一番の病院へ。病院での会話力があった家主には、頭が上がらない。。一人だったらどうしようもなかった。

Uberを呼び、何とか病院へ。

アフリカの病院のシステム

アフリカの病院は兎にも角にも前払い性。

病院の診察プロセス
①看護師さんの問診
②支払い(CONSULTAION FEE:医師の診断を受けるため)
③医師の初診
④支払い(HAEMATOLOGY:血液検査、BIOCHEMISTRY:生化学検査、MICROBIOLOGY:微生物検査)
⑤血液検査&検便
⑥支払い(注射代、点滴・痛み止め代)
⑦検査結果確認&処置
⑧支払い(薬代)
⑨薬受け取り

お金払えない人は診ない。まあ、そうなんだけど、日本の医療体制はなんて整ってるんだと改めて実感。

EMERGENCY FLOW CHART。超緊急だったら手遅れになるんじゃないかってくらい、プロセスが長い

それぞれのプロセスにおける途方もない待ち時間

初診~医師の診断まで1.5時間。血液検査・細菌検査の結果待ちに2時間、処置と薬もらう関連併せて1.5時間。

激しい頭痛と腹痛な中で、今回は付き添いのネイティブスピーカーがいたからなんとかなったけれど、1人だったらどうしようもなかった。

付き添いの知人が「ベッドで彼を寝かせてくれないのか」と聞いてくれたから、寝ながら待てたりもしたけれど、聞かなきゃ対応してくれないのも、外国ならでは。

あいていた救急ベッドで2時間ステイ。もはや唸りながら耐えるしかなかった。

海外で病気をしたら原因特定は一番!

検査待ち2時間30分後、ようやく先生に呼ばれ、診断結果としてはマラリアとかは陰性で、細菌性の食中毒にかかっていることが判明。

一緒にサファリの旅をしたメンバーは全員元気だったので、考えられる原因は、帰りのお昼ご飯で食べたハンバーガー…??

アフリカはウェルダンが普通(知らなかったけど)なのに、ミディアムレアを頼んだのがいけなかった…のかな?

原因がわかり安心感を持ちながら処置へ

脱水症状併発、各所痛みもあるので、点滴を打ってもらい、抗生剤を処方され、5時間の病院の旅は終え、帰宅。睡眠、薬の服用、食事のお陰で、発病3日目にはなんとか回復しました!

アフリカでお肉を食べるときは、ぜひウェルダンに!

アフリカでお肉を食べるときは、ウェルダンをおすすめします!どんな細菌も熱が入れば死滅する…(はず)

気を付けていても、かかってしまうのが病気なので、どうしようもないといえばそれまでですが、英語力皆無で海外の病院にかかるのは事実上不可能だなというところと、一人旅でなければ、誰かに病院は付き添ってもらうことをお勧めします!

そして、たまたま先輩が保険の営業マンだったからアドバイスに従い、海外旅行の旅行保険に入っててよかったと改めて思った。。。保険大事。笑

無事に体調回復したので、ウガンダの旅も行くことができ、本当に幸運でした。アフリカの洗礼も、回復したからよい思い出!助けてくれたみなさんに、本当に感謝。特にホームステイ先の友人夫妻には、感謝の気持ちでいっぱい。


では、また別の記事で会いましょう!

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