4月2日の空に、思う事。

この報道に、非常に胸が痛んでいます……

https://www3.nhk.or.jp/shutoken.../20210402/1000062527.html




3月31日に、他県から私の住む千葉県に引っ越してきたばかりの10歳の男の子が、夕方一人で家を出て、電車にはねられてしまう事故が起こりました。


報道によればですが、引っ越しを、嫌がっていたそうです。

電車の方向から、住んでいた街に一人で帰ろうとしていたのでは、とも。

10歳・・・、うちの息子ともほぼ同じ年齢。

千葉に来た、2日目に。

いったいどんな思いで、日が暮れるまだ見知らぬ道を、ひとり歩いていったのだろう…

言葉にすることが難しい、何とも言えない強い感情が、残りました。


面識のない子
自分の傲慢さ
わかっているけどでも、

「守れなかった」無力を、大人として強く感じてしまいます。

本当に、無念でなりません。

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思えばこの強い感情は、今までも事あるごとに顔を出してきたなぁ…


たぶん、自分を突き動かす源泉の中の一つでもある気がしています。

自分が学んだり、成長を求めたり、仕事をしたり、
そういうことの目的の究極は、ずっとずーっと辿っていくと、

言葉にするととても薄いけれど、自分を含むだれかを「守ること」なんだと。

その手段が、たまたま私の場合は教育やコーチングなのだと思っています。

その目的を、自分はつねに頭の片隅に置けていただろうか。

そして、日本中の多くの方々のあらゆる仕事や生活が、意識されずとも、各々自身を含めただれかを守ることに繋がっているんだということを、改めて強く思いました。           

「守る」とは、優しさを差し出すとも言えるかもしれない。

職業によって形は違えど、その役割を通してだれかに〈優しさ〉を差し出してくれる人が、「プロ」といえる人なんだと思っています。

自分も自分の家族も、そんな多くの人達に守られて生きることができている。

ありがたいと思いました。

それ故に、わたしも一層、
自分がしていることの先の先、果てまでもを、常に想像できる視点を持てる人でいられるよう努めていきたいと思いました。

その上で、やはりまずは目の前にいてくれる人に、誠意をもって関わっていきます。

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写真はそんなことを思いながら撮った昨日の空。


黒い雲の真ん中に、なんとも美しい光が差している。


乱文すみません。
読んでいただきありがとうございました。

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