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括り紐というらしい


三谷幸喜さん作というだけの理由で、今期の
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を見ています。

その中でとても気になる衣装の部分があって、
確認したくなり、伊豆の国大河ドラマ館に
行って来ました。

伊豆の国市民が盛り上げようという熱気が
ドラマ館のスタッフからすごく伝わって来ます。
券売機の前からもう「お手伝いします!!」と
元気な声掛けをしてボタンを押してくれたり(苦笑)
(券売機が使えないほど年老いていないんだけれど…)

中に入ると、いろいろな注意事項の説明とともに、
写真撮影のお手伝いをしてくれたり(苦笑)
(そこじゃないところで撮りたい…とは言えず従う)

まぁ、一生懸命さが溢れ出てるから、ありがたく
流れに乗って進みます。

北条義時の衣装

これです!!
この北条義時の衣装の袖の紐。
ここが気になった部分。
ドラマの中で、この紐をキュッと引っ張って
袖を縮め、引いた紐をクルクルって腕に巻いて
挟み留めたんです。

展示ボードは撮影可能

この紐・・・『括り紐(くくりひも)』
というそうです。
今までずっと飾りの紐だと思っていました。
おしゃれなデザインだな〜って。

それが、もう目から鱗です。
画期的で機能的な衣装の一部だったわけです。
考えた人、天才だわ!!

紐は、着物と同じ生地でベルト通しみたいに
紐通しが縫ってあって、そこに紐が通っていました。
いや〜本当にすごい機能!!
くるくるって巻いて挟むだけで、袖が邪魔にならず
作業がしやすくなるなんて!!
そして、戦や狩りから戻ったらまたその紐を解いて
袖を元のように広げれば、袖口から空気を取り込んで
涼しい。
もう「すごーい」を連呼です。
変な客です(笑)

でも謎が解けてスッキリしました。
大河ドラマをご覧のみなさま、ぜひドラマ館へ。

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