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括り紐というらしい
三谷幸喜さん作というだけの理由で、今期の
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を見ています。
その中でとても気になる衣装の部分があって、
確認したくなり、伊豆の国大河ドラマ館に
行って来ました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80320094/picture_pc_87f9214739624dc0bac345fe889167cf.jpg?width=800)
伊豆の国市民が盛り上げようという熱気が
ドラマ館のスタッフからすごく伝わって来ます。
券売機の前からもう「お手伝いします!!」と
元気な声掛けをしてボタンを押してくれたり(苦笑)
(券売機が使えないほど年老いていないんだけれど…)
中に入ると、いろいろな注意事項の説明とともに、
写真撮影のお手伝いをしてくれたり(苦笑)
(そこじゃないところで撮りたい…とは言えず従う)
まぁ、一生懸命さが溢れ出てるから、ありがたく
流れに乗って進みます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80320027/picture_pc_2812418e76721598274e74e9f5f1f231.jpg?width=800)
これです!!
この北条義時の衣装の袖の紐。
ここが気になった部分。
ドラマの中で、この紐をキュッと引っ張って
袖を縮め、引いた紐をクルクルって腕に巻いて
挟み留めたんです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80323507/picture_pc_76e91a48e9e7bf00701866aaf8ed136c.jpg?width=800)
この紐・・・『括り紐(くくりひも)』
というそうです。
今までずっと飾りの紐だと思っていました。
おしゃれなデザインだな〜って。
それが、もう目から鱗です。
画期的で機能的な衣装の一部だったわけです。
考えた人、天才だわ!!
紐は、着物と同じ生地でベルト通しみたいに
紐通しが縫ってあって、そこに紐が通っていました。
いや〜本当にすごい機能!!
くるくるって巻いて挟むだけで、袖が邪魔にならず
作業がしやすくなるなんて!!
そして、戦や狩りから戻ったらまたその紐を解いて
袖を元のように広げれば、袖口から空気を取り込んで
涼しい。
もう「すごーい」を連呼です。
変な客です(笑)
でも謎が解けてスッキリしました。
大河ドラマをご覧のみなさま、ぜひドラマ館へ。
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