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最悪ではないのに口走る「最悪〜」

朝、
洗濯物を干しているときにヤラカシ発見!!

昨夜、漂白液をかけたタオルを無意識に
洗濯機に放り込んでしまったらしく、
運悪く娘の黒いスキムパンツの上に着地!?
何箇所も色が抜けてしまっていた。

思わず口走る「うわっ最悪!!」

そして、己の口癖に笑いがこみ上げる。
「娘のお気に入りなのに、参ったな〜」
程度のことで『人生で最も悪い事態』ではない。
娘の不満げな声を想像して、口から出てきた言葉
だけど、そんなに大したことではないことは
理解している。

なのにどうして口にしてしまうんだろう?
「うわっ!! 最悪っ!!」って(笑)

たぶん、起きてしまったことよりも、
その後の始末とか、相手に文句を言われるとか、
謝らなきゃいけないとかを連想して
口走るんだろうな。
ということは、過去に体験したことによって、
”この後さらに良くないことが起こる”
と学習してしまった結果だ。
きっとポジティブ思考の人は
「あぁ〜やっちゃった。あはは〜(笑)」
で済んでしまうことなのかもしれない。
ネガティブな私は、よくないことをどんどん
連想していらぬ心配や不安を増幅させがち。

さっき読んだばかりの西原宏夫さんのブログで

DNAの二重らせん構造を発見し、1962年に
ノーベル生理学・医学賞を受けた 英国の科学者
フランシス・クリックは、定年後は米国で脳、
とくに眠りの研究をし、すぐれた功績を残しました。 
亡くなったあと、机の引き出しから小さなメモが
出てきました。
 
そこには
「自分は これが起きたら大変だという思いに何度も
悩まされた。
しかし、そのようなことは何 一つ起きなかった」
と書いてあったのです。
西原宏夫さんのアメブロより

とあった。
『やってしまった。
 この後、さらに良くないことが起こる』
って思いがちだけれど、意外とそうでもなかったり
する。

今朝の漂白ヤラカシ事件も、実は全然最悪では
なかった。
まぁ、娘には新しいものを買うハメにはなったけど、
漂白の跡がついてしまったパンツは私がもらう
ことにした。
ふふ...刺繍しちゃお。

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