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母の言葉 #2

母に何度も言われた言葉 その2。

  いつまでも泣きまねしてると、
  本当に泣くようなことが起こるよ。

これはもう予言の書並みの威力を発揮(笑)
  
小さい子の泣きまねって、本気で泣いては
いないけれど、泣きたくなるようなことが
起きて「うわ〜ん」って言ってみてることが
ありますよね。
お母さんの気を引きたかったり、ちょっと
かまって欲しかったり...さみしかったり。

長子の長女である私は、それほど手がかかる
子どもではなかったので、後回しが多かった。
今でいうHSTっぽいところがあるので、母が
家事や弟のことをあれこれやっている時は
”大変そうだな”と察知して、手が空くのを
じっと待っていたり...。
駄々をこねたり、いつまでも大声で泣いたり
というような気のひき方はしてなかったはず。

それでもどうしても我慢できない痛みだったり、
ちょっとした悲しいことがあった時には泣きます。
気持ちに余裕がある時には、よしよしとなだめて
くれる母ですが、いっぱいいっぱいに時には
天下の宝刀を振り下ろします。

  いつまでも泣きまねしてると、
  本当に泣くようなことが起こるよ。

Σ(゚д゚lll) 

やばい...もっと泣くようなひどいことが起きちゃう!!
ビビり〜な私は、即、泣くのをやめました。
 
 「お母さん、未来が見えるの?」
 
 「予言の書、持ってるのか!?」

そして時が経ち・・・

この言葉は私が引き継ぎ、子育て中に
子どもたちに向けて発したのでした(^^;;

大して効き目がなかったのはなぜだろう。


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