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丸太組 NO.00

東成瀬村で地域活性化のため立ち上げられたチーム『丸太組』
最終目標は東成瀬村産の杉の木を使用したログハウスの観光施設を作ること(だから丸太って名前がついたんです笑)

私自身は丸太組創立のメンバーとなり、村民の方々と一緒に考えられることに喜びを感じ、期待に胸がいっぱいで。
この喜びを分かち合いたい。このわくわくを残しておきたい。
そんな思いで今回は丸太組結成されるまでのお話を
書き残していきたい思います。


この村に来た当初から考えていたこと、
それが…『食を通じた村おこしをしたい。』ということでした。
前職で飲食店に勤めていた私は
食べることが大好き。食べて笑顔になる方を見るのが大好き。
食でつながる素晴らしさを体感してきたからこそ、できること。
この場所はとにかく自然豊かで、四季に合わせた豊富な食材。
そんな食材を使用した村ならではの料理も最高。
自然×食で村民、村外の方全ての人が楽しめる何かがしたいと考えていた時
秋田県のとある自治体で地域おこしのため
月に一度マルシェを開催していることを知りました。

マルシェとは

待って、これ楽しそう。村の人にも楽しんでもらえそう。
これを東成瀬村でやりたい!!
こうして私は東成瀬村ならではの自然を生かしたマルシェをやりたいと思うようになり、まずは企画書を準備してこんな理由でこんなことがしたいと
自分の思いを書き起こしていくことにしました。
でも1人で考えるには限界があって…。
経験不足、知識不足。人脈もなく、実力もない。
これを実現するには私だけではどうにできない。
考えれば考えるほどドツボにハマり悶々と悩む日々が続きました。

そんな中、このままではいけないと思い、
協力隊の活動当初からお世話になっている
お山の大将、聡子さんに相談に乗ってもらうことに。
『他にもそうゆうのやりたいって人沢山いるから
声かけて協力してくれそうなメンバーを集めるね』と
快くご協力してくださり。
そこからはとんとん拍子に話は進んでいき、聡子さんがメンバーを集めてくださってまずは皆さんに集まっていただき私のお話を聞いてもらうことに

皆さんとお話をしていくうち村でやりたいことはどんどん大きくなって…
村の郷土料理のイベントがやりたい、村民で作るシェアキッチンをやりたい
村民大忘年会、運動会以前あった楽しいイベントを復活させたい
栗駒や焼石岳に向かう途中に立ち寄れる楽しい休憩所を作りたい
水が綺麗だから天然の釣りをやりたい

みなさんのアイディアは本当に膨大なもので私には考えもしなかったことや思いもしなかったことを沢山教えていただいて。
結果、村を盛り上げていくために団体を作って活動できるようにしようというところまで話が進んでいって。

『まずは私達のやりたいことを村長に聞いてもらって
村に対してのこんなに熱い思いがあるんだよっていう所を見せよう。』
東成瀬村の村長タウンミーティングという機会を活かして、
まずは村長に決意表明をすることに。

タウンミーティングに参加するべく、私達は何度も話し合いを重ねました。
協力隊になってからこうして村民の方と真剣に村について
話し合った日があっただろう。
これまでの自分を反省しなければならない所が沢山ありました。
協力隊の活動は自分本位ではいけない。
これを必要としているだろう、ここは変えた方がいいだろう。
自分の想像では活動できないことを改めて実感し、
協力隊として自分がやるべきことは、
村の方々と一緒に考え行動することなんだと思い知る日々でした。

私たちが伝えたいことを伝えられるよう当日は村長にプレゼンできるよう
準備を進めていこうということになり、
それに向け約1ヶ月半、私達は東成瀬村という場所に向き合い続けました。
そして迎えた村長ミーティング当日。
                  ………つづく