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私が好きな場所

はじめまして!!!
今回は初投稿となりますのでなぜ私が地域おこし協力隊になったのかというお話をしてみたいと思います。

幼い頃の思い出

私は三人兄弟の末っ子。私が幼い頃から両親はすでに働きにでていました。
共働きの両親に代わっていつも私の遊び相手になってくれたのは祖母でした。
祖母は裏庭で野菜やお花を育てていたので、
私の遊び場といえばきまって畑でした。
砂場でおままごとをしてみたり、水あげの手伝いをしたり、祖母のお友達と話すのもなんだか楽しくて
よくお茶会に混ぜてもらったりもして。
祖母が育てた花を見るとどんな嫌なことも忘れられたし、祖母が作った野菜はどこのものよりも
美味しかった。
今思うと田舎暮らしを満喫していたなと思います。

祖母が作ったふくたち

上京して変化した地元への気持ち

そんなおばあちゃん子だった私も就職を機に秋田を離れ、上京。
上京してすぐは今までとのギャップに正直驚く事ばかりで私ここでやっていけるかなと猛烈に不安になった記憶があります。

仕事にも慣れた頃お客様から
「出身はどこなの?」
と質問されることが増えました。
「秋田です!」と答えるとそれがきっかけになってお客様が秋田について教えてくださる事もあったし、とってもいい所だよねとお褒めの言葉をいただくこともありました。
どんな時でもコミュニケーションをとるきっかけになってくれたのは秋田の話で…。
思春期の頃にはなんもなくてつまんない、田舎暮らしやだなと思ったこともあったけどそんなのは贅沢な悩みだったんだとその時になってはじめて
知ることができました。
なんにもない自分でも誇れる場所があるんだと知り
そんな経験のなかで自分自身にも変化があって…。
「秋田に帰って地元に恩返しがしたい」
気づけばそんな目標を持つようになっていました。

自分との向き合い方

私は幼い頃から夢や目標を持つことが苦手でした。
そんな自分にはじめてできた目標。
でもあまりに漠然とした目標に何をやればいいのか
そもそも私にできるのかそんな不安がいっぱいで。
今のままでいいとどこかで目標を諦めていた自分もいて。

そんな私に帰るきっかけを作ってくれたのは
祖母でした。
ある日祖母と電話をしていると祖母は私に
こう話をしてくれました。
「若いうちになんでも挑戦してみれ。
やったことないことやるときは誰だって不安なんだ
やりでならやってみればいなだ。」
幼い頃から私を見てきた祖母は私の悩みに
どこかで気付いていたのかもしれません。
祖母の言葉がすごく刺さって妙に納得してしまって。よし、やろう。そう決心できました。

私にできる事。

自分にできる事をやってみよう。
沢山のことに挑戦してみよう。
こうして現在東成瀬村で地域おこし協力隊として
活動させていただいています。

私でいいのかな。そんな不安は尽きません。
でも私はこの場所の良さを知っています。
だから多くの人に伝えたいんです。
この村の魅力を。この村の凄さを。
そして自分の子供や孫に田舎暮らしの良さを
思う存分味わってほしい。
私にとってこの場所が何よりも特別な場所になったようにこの先、生まれてくる子供たちにとってもこの場所がかけがえのない場所になるようにこの場所を守りたい。

そのために今、
私は私にできる事を精一杯頑張ります。
自分が大好きなこの村を
沢山の人に知ってもらうために。。。

東成瀬村での一枚



最後までご愛読いただきまして
ありがとうございました。
それではまた次回この場所でお会いできるのを
楽しみにしております。





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