自分に辿り着く距離
さて #週1note の第5弾!
今回は第3,4弾を書くのに何だかんだ1ヶ月かかってた時間をかけてしまった理由をつらつら振り返ってみようと思います。
ちなみに第3弾は女性ファッション雑誌VERYのカバーモデルの差し替えに伴うターゲット読者層の変化について書きました。
第4弾はVERYのに散りばめられたときめきコピーについて書きました。
さて始まり始まり。
<もくじ>
①答えなき沼
②イノベーターに対する憧れ
③当たりが異様に少ないガチャ
④技を知らないポケモン状態
①答えなき沼
女性ファッション雑誌はいつもdマガジンや立ち読みでそこそこ読んではいるんです。
普段みたいるのは
・VERY
・Oggi
・&premium
・JJ
はチェックしている状態です。
媒体自体は親和性はそこそこ高かったと思うんですが、最所あさみさんや渥美まいこさんが書いているようなエッジの効いた文章を目指したいたんです。そうなんです、この時点既にで沼にハマっていたのです。
最所あさみさんはこちら
渥美まいこさんはこちら
新しいことを書きたいから、今どこまで分かっていて、どこからが新しいことなのかを探そうとしていたのです。
もうはや卒業論文。
各まとめ記事を始めとしたグーグル検索はもちろんのこと、
Twitterやインスタのタグ検索、
最所あさみさん主催の消費文化総研への加入、
国会図書館で直近1年分や取り上げてたバックナンバー確認、
自分にできそうなことは全部やりました。
消費文化総研はこちら
過去見た記事や新しい解釈に触れていく中で
果てがないことに気づくのがとてつもなく遅かったのです。
真新しさのある仮説がないもんだから、
謎は続くよどこまでも状態でした。
「ここまで調べたら終わり!」って基準を自分で引けたらいいのかもしれなかったのですが、如何せん仮説がなかったので、最終的にどこかで聞いたことがあることをパッチワークのようにまとめていくことしていく感じになってしまいました(特に第3弾)。
第4弾もほんとはどこに心ときめくのかまで解説したかったのですが、タイムアウトになってしました。(結論、自分の経験と雑誌のテーマの中でマージする部分がないと共感できないってことを書きたかっただけなんですが。。。)
②イノベーターに対する憧れ
①は既存のことが分からない状態でしたが、
②は新規のことが分からない状態です。
最所あさみさんや渥美まいこさんの記事を読んだ時の
フレッシュな気分や言語化できていなかったことを
代弁してもらえている感覚を再現することを目標としていましたが、
もはや何に対する真新しさか、
何に対する奇抜性か、
完全に見失っていました。
読者にとっての面白いコンテンツではなく、
自分が読んで面白いコンテンツを目指したので、
自分の期待という虚像に勝てなかった感じはありました。
一方で諦めてからは割とサクッとかけました。
ただこれは文字を書いただけであって、
特に新しいものを作ることができなかった焦燥感も
一緒に作り出してしまうのでした。
③当たりが異様に少ないガチャ
みなさんはアイデアはどんな時に思いつきますか?
アイデア合戦になっている時に
自分がポジションをとる時に気をつけていることが、
1.その分野の人が常識的に知っていること(POP)
2.自分が興味のあるちょっと遠いジャンルのこと(POD)
この2点を掛け合わせることです。
僕が持ってる知識は
・バイオサイエンス
・国際協力(主に貧困問題)
・結婚式
・イベント運営
・経営企画
とそれぞれ離れた知識と経験があるので、組み合わせ次第でだいたいおもしろい(見慣れないね!というニュアンス)と言ってもらえます。
しかし、ファッションやトレンドの文脈で見た時、既に組み合わされきれていてあたりに遭遇しにくくなっていたのです。
あたりを出すことを目的としたリサーチだったので、
あたりが出ないとただただ時間が溶けていくような状態でした。
目的の設定がミスっていたのかもしれないですね。
④技を知らないポケモン状態
ポケモンでもドラクエでもいいんですが、
あれって覚えれる技の種類や数が決まっていて、
強み弱みがはっきりしているじゃないですかー。
しかもこの特徴は絶対的な部分もある一方で相対的な部分もあり、
少なくともメインのストーリーを進めていく上では、
相対的な強さで勝って行かなければならないのです。
今回の事例もまさにそうで、
トレンドに詳しいマーケターやプロのライター達が闊歩する中で、
素人の自分が正面から立ち向かって
同じ評価軸でいい評価を得られるはずがありません。
であるなら、自分の強み弱みを把握した上で、
その強みが相対的に見ても強みになりうるフィールドを
自分で設定して勝ちにいくべきだったと思います。
ここでいう「勝ち」というのは自分の納得感を想定していますが、別にこれはいいねの数や拡散度合い、コメントの数でも評価軸はなんでもいいと思いますが、自分の狙った成果を自分で出せることが大事なのかなって思います。
以上です!
来週で #週1note 最後なので、今度はちゃんと準備していこうと思います!