ブラジル山奥での生活その1🙃💚
わたしが住んでいるのは、バイーア州の州都、サルバドールからバスで7時間、そこから乗り合いのバンにゆられて1時間、家はそこから歩いて1時間位のところにあります。
標高800m、今は冬で、寒いです。
わたしは日本にいた頃は、レッスンやショークラブ、サンバチームの活動など…時間と期限に追われて、毎日めまぐるしく動いていました。
本当にずっとバタバタで、飛行機に乗る前までバタバタで、山奥でどんな生活をしようかと前もってリアルに、しっかりと考える余裕もありませんでした。
(あそこに行きたい、あそこで生きたい)という気持ちだけで到着しました。
そして実際にここで暮らしはじめて1ヵ月位は、何年間ものバタバタ生活から離れて、リラックスして過ごしていましたが、段々、やることがなさすぎて、毎日罪悪感にかられて、友達もほぼできずに、虫やカエルにおびえ、マダニやノミにさされ、当時は何にさされたのかわからず、怖いし、辛いし、寂しい日が続くようになりました。
(新参者の移住者)
(金持ちの日本人)
(ちょっと長めにいる旅行者)
そんな視線を感じたり、土地を買わないかと家の近くまでついてこられたり、人に心を開いてもらえてない感じがしたり、なんだか大変だった気がします。
(少しずつ、少しずつ、根を張っていくんだよ。)
毎日自分にそう言い聞かせていました。
そういう毎日を過ごすことで、やっと、自分に深く深く潜って、向き合っていくことができるようになったんだと思います。
ちなみに、このときから
「わたしはお金がありません」が口癖となり、(押し売りされたり、高く売られないようにするため)、その言葉を頻繁に口ずさみ、自らそれを聞いているので、それが原因で、お金に対する不安が生まれてたことに気が付きました。
あと、人に心を開いてもらえてない前に、わたしが全く開いてなかったことにも気が付きました。
問題を起こさないようにするためや、その場を丸くおさめるために、わかってないのにわかりましたと言ったり、ごめんなさいと思ってないのにごめんなさいと言ったりしている自分に気が付きました。
そのたびに、自分自身がたくさん我慢して、辛くなっていたことにも気が付きました。
そうやって、日々自分と向き合うことをしていたら、ゆっくりとこの土地に根を張りはじめることができ、人ともしっかりと向き合いはじめることができるようになったと思います。
わたしは、今生きているこの現実は、すべて自分の内側の世界があらわれていると思っているので、起こることは、すべてわたしの内側にあること。日々それを見つけて、見つめて、受け入れていくしかないと思っています。
面白いですよね、だって、きっと全部自分次第!なにひとつ、誰のせいでもない。
でもときどき、人のせいにもしちゃうけど…猫のせいにもしちゃうし…犬のせいにもしちゃうし…
でも、ゆっくり、ゆっくり、根を張って、自分を太くして…おっきく空に枝をのばすんだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?